本が大好きで毎日何かしら読んでるけど、ほとんど覚えてないことも‥。
せっかく読書をするなら、読んだ本の内容を覚えておいてうまく活用したい!
年のせいなのか、わたしは読んだ本の内容がなかなか覚えられなくて、本気で困っていました。
そこでいろいろ試してみて効果があったのが、今回ご紹介する「読んだ本の内容を忘れない方法」です。
この方法で記憶の定着もよくなったうえに、本を読むスピードも上がったんですよ。
本には人生を変えるような出会いやノウハウも詰まっているので、覚えておいて活用しなきゃもったいない!
「本を読んでもすぐ忘れてしまう。」「読んだ本の内容を定着させたい!」という方は、ぜひ読んでみて下さいね。
読んだ本の内容を忘れないメリット
まず最初に、読んだ本の内容を忘れないメリットについてご紹介しておきます。
というのも、ここがわかっていると、読書に対するモチベーションがあがると思ったので。
読書のメリットってたくさんあると思うんですけど、ここではわたしが今まで読書内容を覚えておいてよかったなというものを挙げてみました。
- 実生活で役立つ
- 今抱えている悩みを解決できる
- スキルアップや成長につながる
詳しく説明していきますね。
実生活で役立つ
本の内容を覚えておくと、実生活の中で活用できるようになります。
実用本と言われるものって役に立つんですよね。
例えば、「服の整理をしたい」とき。
片付けコンサルタントのこんまりさんの本を読んでいたら、「この服はときめくかどうかで選別すればいいんだ!」ってわかりやすいやり方を知ることができます。
本を読んでやり方を覚えているから、サクサク片付けられますよね。
こんな感じで、実生活に役立つ知識や情報を覚えて使うことで、生活の質や気持ちが上がってくるんです。
今抱えている悩みを解決できる
みんなそれぞれ何かしら悩みがあるはずです。
それを解決してくれる方法を教えてくれるのが「本」。
わたしが今、ブログを書いていることもまさに「本を読んだ内容を記憶する方法」の実践です。
ある本に書いてあった読んだ本の内容を忘れない方法の1つが、アウトプットすることだと。
それで、読んだ本の内容をSNSやブログにアップするようにしたんですね。
これで読んだ本の内容を忘れる、という悩みを少しずつ解決できてます。
他にも、健康・人間関係・仕事・お金のことあらゆる場面で、本の内容は悩みの解決につながるはずですよ。
スキルアップや成長につながる
本を読んで新しいことを覚えておくと、今までの経験やスキルとの掛け合わせたりして、自身のスキルアップや成長にもつながります。
例えば、仕事で「書くのは得意なんだけど、もっとわかりやすく話せるようになりたいなぁ」と思ったとき。
「前に読んだアノ方法をやってみるか。」
「アノ人も話下手だったけど、○○をやってうまくなったって書いてたな。」
「書きながら〇〇の方法を同時にやってみよう!」
みたいな感じです。
本から得た知識でどんどん自分をアップデートしていけるし、いろいろ試していくことが成長につながると思います。
読んだ本の内容を忘れない5つのステップ
では、読んだ本の内容を忘れない5つのステップをご紹介していきますね。
ポイントは、順番にやっていくこと。
- 目的を決める
- 目次を見る
- 読み方を決める
- 気づきがあった部分に線を引き、メモを書く
- メモを見て内容を思い出す
1つずつ詳しく説明していきますね。
ステップ1:目的を決める
まず最初に、「自分が一番知りたいことは何か」という本を読む目的を決めること。
なぜなら、目的を決めておかないと自分に必要ない情報までインプットすることになり、時間もかかってしまうからです。
例えば、目的を決めずに「痩せるための本」を読んだとします。
「食事の仕方」「栄養素」「筋トレ」「マインド」「筆者の経験談」などたくさんの情報をすべて読むことになって、「へぇーそうなんだ。」で終わってしまいがちに。
逆に、今知りたいことが「食事で痩せる方法」だとしたら、食事に関わる部分だけを集中して読めるので、情報がギュッとなって覚えやすいんですね。
漠然と本を読むとダラダラ読みになってしまうので、「今、何を知りたいのか?」という目的を最初にハッキリさせておきましょう。
ステップ2:目次を見る
次に、目次をみてどの章に何が書いてあるかを確認すること。
ここでステップ1が必要になります。
本を読む目的を決めてから目次を確認することで、複数ある章のどこを集中的に読めばいいか目星がつくから。
もしくは「この本じゃなかったな」という見極めもできますよ。
本一冊のなかには膨大な量の情報があるので、毎回全部を読んでいたら情報量が多すぎて、脳はパンク状態に。
なので、目次を見て「この本にはどこにどういうことが書いてあるのかな?」とざっと見て確認します。
ステップ3:読み方を決める
ここでいう読み方とは、「早く読むか」「じっくり読むか」です。
これは、その人の読書レベルによるかもしれませんが。
早く読んだとしても、アウトプットできるとこまで理解してないと意味がありません。
ちなみにわたしの場合、まず1回ざっと読んでから、2回目をじっくり読むようにしてますよ。
ある程度、内容や流れが理解できるスピードで読んで行くのがいいかなと思います。
ステップ4:気づきがあった部分に線を引き、メモを書く
本を読んでいて気になるところや気づきがあったら、線を引いて感じたことをメモしておきます。
これも細かいやり方は人それぞれなんですよね。
わたしの場合ですが、
- 紙の本→マーカーで線、感想を本に書き込む、ページに付箋
- 電子書籍(Kindle)→線を引く、メモ部分に感想を入力
という感じ。
自分の感じたことを書き出すことで、すごく記憶に残りやすくなりましたよ。
ちなみに、Kindleのような電子書籍は、電車やバスでも何かの待ち時間でも使えるから便利です。
kindle(Kindle)とは、Amazonで販売している電子書籍や電子書籍端末です。
専用の読書端末もありますが、スマホアプリが使いやすいですよ。
インターネット上から書籍をダウンロードすることができます。
1冊ずつでも購入できて、「kindleアンリミテッド」というサービスは月額980円で200万冊以上の本が読み放題!
ステップ5:メモを見て内容を思い出す
本を読んだら、書いたメモを1つ1つ見直して内容を思い出してみます。
ここで「なんだっけ?」と思っても、5分粘ってみましょう。
メンタリストDaigoさんいわく、
いかに覚えているかではなくて、いかに忘れていることを思い出そうとするか
とのこと。
覚えておくことより、思い出す行為のほうが大事だと言われていました。
5分考えても思い出せなかったら、もう一度本をみてみる。
こうすることで忘れにくくなるんですね。
受験とか試験でも応用できそうです。
読んだ本の内容を忘れないための3つのアウトプット
読んだ本の内容を忘れないための方法は、アウトプットすること。
本はただ読むだけじゃ忘れちゃうんですよね。
アウトプット=(本の内容+自分が感じたこと)×書く
1人で納得せず、人に伝えようとすることで記憶に残りやすくなります。
ちなみに、1週間に3回アウトプットすることでより忘れにくくなるようですよ。
わたしがやっている具体的なアウトプット方法を3つご紹介します。
本の内容を人に話す
家族や友達、会社の人とかに本で学んだことを話します。
人に話すときって、伝わりやすいように内容を自分のなかでまとめるんですよ。
これが記憶の定着につながるんです!
わたしはよくお客様に話しているんですけど、人によって伝え方も変えたりしてます。
例えば、本を読んで「睡眠が大事」ということを伝えたいとき、痩せたい人には「睡眠時間と痩せやすさの関係」、疲れやすい人には「寝る前の90分の睡眠の質」の話を。
こんな感じで、1つの本で学んだことをいろんな切り口で話す練習をしてます。
SNSでシェアする
2つ目が、Twitterやインスタなどのsnsで気になったことを書いてシェアする方法。
気軽にできるのはTwitterかな?
本を読んで感じたことを、その都度つぶやいてみる。
インスタなら本の表紙を画像にして、キャプションに感想を書いたり。
これもいいアウトプットになります。
書評・レビューを書く
3つ目のアウトプットが、書評や本のレビューを書いてみる。
ちょっとハードルが高いかもしれませんが、Amazonとかの本のレビューなら書きやすそうですね。
あとは、ブログをやっている人はブログに書くのもおすすめ。
そう、今まさにわたしがやっているのがこれ。
ちなみに、メモ代わりにインスタにも載せてます。
自分で考えて書いたことは、記憶に残りやすいですよ。
読んだ本の内容を記憶して、実生活や自身の成長につなげよう!
今回は、読んだ本の内容を忘れない方法をご紹介しました。
本の内容を覚えていれば、人生のいろんなところで役に立つし、自分の成長にもつながるはずですよ。
今回ご紹介した方法を実際にやってみることで、読んだ本の内容を忘れない確率がかなりアップするはず。
最後にまとめます。
- 本を読む目的を決める
- 目次を見て内容を確認
- 読み方をどうするのか決める
- 気になる部分にをマーカーやメモをする
- 読み終えたら、書いたメモをみて思い出してみる
- 本で学んだことを「人に話す」「SNSでシェア」「書評・レビューする」の3つでアウトプットをする
どうせ本を読むなら、その知識をうまく使いたいですよね。
せっかく大事な時間をつかって、本を読んだのに忘れるなんてもったいない!
「本の内容を忘れやすい!覚えておきたい!」という人は、今回ご紹介した方法をぜひやってみてくださいね。
では、また。