本書を読んで、長期視点の大事さを再確認しました。
今回読んだ本はドリー・クラーク著「ロングゲーム」です。
本書は「短期利益を求めるのではなく、長期視点で物事を捉えていくことが大事だよ」ってことが書かれています。
それを解決するために必要な、『余白』『集中』『信念』の3つの要素を解説してくれてます。
わたしたちって、ついつい目の前のことばかりに目が行きがちですよね。
仕事、子育て、お金、健康、美容などあらゆる場面ですぐに結果を求めがちに。
短期視点ではなく、長期視点で目標をもつと人生はどう変わるのか?
またどうやったら長期視点をもてるのか?
本書を読むと毎日の過ごし方が変わり、人生をもっと楽しく自分らしく生きれるヒントが得られるはずです。
ロングゲームを選んだ理由
最初のきっかけは、いつも聴いているAmazon Audibleのおすすめにあったからです。
内容をさっと読んで、「なんでいつも余裕がないのか?」「自分が求めるものってなんだろう?」と疑問がでたので聴いてみました。
あと、Audible会員は0円で聞けたのも理由の1つ。
わたし自身「自分の人生って何だろう?」と漠然と考えてしまうことがあります。
いつも何かに不安があって、早く結果を得て安心したいっていう気持ちが強いけど、時間だけがあっという間に過ぎていくことに焦りも感じていたり。
具体的には、始めたばかりの仕事が思うようにいかないことでした。
こんな状況を抜け出すヒントが欲しかったんですね。
ロングゲームで心に響いたこと
わたしが本書で心に響いたことは3つです。
- 余白をつくる
- 新しい挑戦に20%の時間を使う
- 波で考える
余白をつくる
まずは、余白をつくること。やることとやらないことを決める。
仕事に家事、子育てで毎日があっという間に終わるんですよね。
なのに、達成感みたいなものは全然感じないから、「何やってんだろ?」ってモヤモヤするし。
とはいっても、忙しさに甘えている気もする。
例えば、「ちょっとこれ調べてみて?」ってよく言われるけど、調べ物ってググればだれでもできる。
なのに、なぜか引き受けてしまうのは、どこかで相手にあわせてるからなのかも。
まっ、こういうのも時間をムダに使ってるんでしょうね。
本書でも言われてた深く考えなくていいからっていうのもあるし、本当にやらないといけないことを先送りしてるのかもしれませんね。
目の前の現実をだましだまし過ごすのではなく、将来どうありたいかという視点から今をどう過ごすかを自発的に決めるのが大事なのかなと。
時間の使い方を見直してみよう。
新しい挑戦に20%の時間を使う
ある程度年をとってくると新しい挑戦をしなくなりがちです。
でも時代の流れは早くなるいっぽうだから、少しは新しいことをしないと自分をアップデートできない。
わたし自身、エステティシャンとして10年以上のキャリアはあるけど、マーケティングやライティングなどは未知なる分野でした。
「わからないから。」って思考停止するんじゃなく、20%の部分は今の仕事に絡めつつ、新しい分野を学んでいますよ。
そして、短期で結果を出すのではなく、ゆっくりじっくり育てていく。
学んだことは方向転換しても必ず役にたつはずですよ。
なので、20%の新しい挑戦はいくつになっても続けていこうと思います。
波で考える
「学ぶ」「創造」「つながる」「収穫」のキャリアの4つの波。
なかでも「つながり」はわたしいちばん苦手な部分。コミュ症。
でも、自分よりレベルの高い人や志を高め合える人たちは、自分をもっと成長させてくれ、わたしからも何かプラスに与えられるようになれば、どんどん世界は広がりますね。
あとは、うまくいかないときにする質問。
1:なぜこれをしているのか
2:他の人はどうやって成功したのか
3:信頼している人はなんと言っているのか
とくに1は大事なのかなって。
動機を認識すれば目標も再確認できます。
3は「つながり」に関わってくるなぁ。
つながりが課題です。。
ロングゲームを読んで感じたこと
なんだかんだで毎日忙しくしてるけど、無駄な時間が多いのかなって思いました。
優先順位を考えず、思いついたことをやったり、惰性でやってることもあるはず。
まずは自分がどうしたいのか、何をやればいいのか、そしてやめることを決めていこう。
そのために、一回紙に書き出して整理する。
自分じゃなくてもいいことは人に任せて、ときには断りつつ、余白時間をつくる。
そこにわたしが興味ある、健康や投資やビジネスの勉強を入れていこうと思います。
時間はかかるけど、きっと10年後「やってよかった」って思えるはず。
あとは、今のビジネスに必要な「つながり」を増やしていくこと。
どうしてもコミュ症なので、人との関わりは苦手ですが、考え方やチャンスを広げるには絶対必要なんでしょうね。
少しずつ友人の紹介からスタートしています。
こんな感じで、本書を読んで影響をうけました。
おわりに
ロングゲームを読んで、長期視点が大事だと再確認できました。
他の本でも「スモールステップが大事」と書かれていましたが、長期で物事を捉えるということは、目標達成のためには毎日小さなことをコツコツやっていくことと同じなんでしょうね。
今の自分はちょっと焦っていたので、気持ちを落ち着けるのに最適の本でした。
毎日できる小さなことを確実にやっていこうと思います。
短期の結果ばかりに目が行って焦っている人は、ぜひ本書を読んでみてくださいね。