・日焼け止めを塗ってるけど効果あるのかな?
・日焼け止めの効果的な塗り方ってあるの?
こんな疑問を解消します!
わたしはエステティシャン歴12年です。
今まで5000人以上のスキンケアアドバイス経験あり。
キレイな肌になるために紫外線を防ぐことは基本中の基本なんですが、塗り方まで気をつけている人って少ないと思うんですよね。
日焼け止めはただ塗るだけじゃ、その効果を発揮できないんです。
今回の記事「【知らなきゃ損】日焼け止めの効果を上げる3つのポイント」を読むと、日焼け止めの正しい塗り方や基礎知識がわかって、効果的に紫外線を防げるようになりますよ。
日焼け止めの使い方がよくわからない人、もっと紫外線を防ぎたい人はぜひ参考にしてみてください。
日焼け止めの効果を上げる3つのポイント
日焼け止めの効果を上げるためには、押さえておくべきポイントが3つあります。
- 日焼け止めを塗る量
- 日焼け止めの塗り方
- 日焼け止めを塗り直す
1つずつ解説していきますね。
ポイント①:日焼け止めを塗る量
日焼け止めってどのくらい塗ってますか?
サロンで話を聞いていると、けっこう使う量が少ない人が多いんですよね。
SPFの測定試験では、【1c㎡=2mg】で効果がでるとされています。
顔の平均の広さが平均350~400c㎡くらいなので、350×2=700mg【0.7g~0.8g】の日焼け止めが必要ってこと。
この量がどのくらいかというと、
- クリームタイプ【パール粒1.5個分】
- リキッドタイプ【500円玉くらい】
思ったより多くないですか?お客様にも「そんなに使うの?」ってよく言われます。
これくらい塗ってこそ日焼け止めは効果が出るんですね。
ポイント②:日焼け止めの塗り方
日焼け止めは塗る量も大事なんですが、塗り方でも効果に大きく差がでるんです。塗り方も正しくできていない人が多いんですよ。
ただ塗ればいいってものじゃない。ムラなく全体に塗ることがポイント!
- 額、両頬、鼻、アゴの4ヶ所にのせる
- 指でザッと全体にのばす(※まぶた、鼻の下も忘れずに)
- のばしたら、指かスポンジで軽くポンポンと上からおさえていく
- 少量を頬や目の横(シミができやすい所)に重ね付けする
ちょっとめんどうと感じるかもしれませんが、慣れれば簡単だし、これでシミやしわが防げるならやる価値ありです!
ポイント③:日焼け止めを塗り直す
最後に大事なポイントが、日焼け止めを塗り直すこと。できたら2〜3時間に1回はやっておきたいですね。
なぜかというと、日焼け止めは汗や服などの摩擦で落ちてしまうからなんです。ウォータープルーフでも油断できません。
ここでよくお客様からも聞かれるのが、「メイクをしてたらどうやって塗り直すんですか?」という質問。
それを踏まえて、簡単な塗り直しをご紹介します。
- 顔全体を軽くティッシュオフ
- 乳液タイプの日焼け止めを手のひらにのばし、顔全体をおさえるようにつけていく
- さらに指に少量つけて、目の下から頬にかけておさえるように二度づけ
- ファンデーションを軽くおさえるようにつけて仕上げる
以上が、簡単な日焼け止めの塗り直し方法です。
ただし、絶対にやってはいけないのが【こする】こと。
日焼け止めってすぐによれたりしますからね。
どうしても時間がないという人は、スプレータイプを使うのもあり。ですが、スプレータイプはムラになりやすいです。
でも、何もしないよりかマシですよ。
スキンケア効果を上げるために日焼け止めは毎日使う
キレイな肌を目指すなら日焼け止めは、毎日使うこと。
理由は、紫外線は天候に関係なく降り注いでいるからです。
実際フェイシャルケアに来るお客様って、ノーメイクだったら日焼け止めつけて来ない人が多いんですよね。それに家の中にも紫外線は入ってきてるんですよ。
紫外線は毎日のダメージの積み重ねで、数年後大きなシミやシワとなって現れてくるので、家からでない日も、日焼け止めだけはつける習慣をつけたほうがいいと思います。
日焼け止め効果を上げる使い方で、美肌に近づける!
日焼け止めの正しい使い方、知らなかったり、知っててもできてないこともあったのではないでしょうか?
最後にもう一度まとめますね。
- 適正量を塗る(クリームタイプ:パール粒1.5個分 リキッドタイプ:500円玉)
- 正しい塗り方をする
- 日焼け止めは2~3時間に1回塗り直しをする
日焼け止めの「量」「塗り方」「塗り直し」に気をつけて紫外線からお肌を守りましょう。そうすれば、肌トラブルは出にくくなりますよ。
紫外線対策を制する者は、美肌を制す!
では、また。