40代の紫外線対策|シミ・乾燥を防ぐ日焼け止めの選び方と続け方
「最近、シミが濃くなった気がする」
「前より肌がくすみやすい」
「ちゃんとスキンケアしているのに、乾燥しやすい」
40代になると、そんな肌の変化を感じる方が増えてきます。
その原因のひとつとして見直したいのが、毎日の紫外線対策。
紫外線は、夏の強い日差しだけでなく、曇りの日や短時間の外出でも少しずつ肌に影響します。
サロンでも、
「冬は日焼け止めを塗っていません」
「洗濯物を干すだけなら大丈夫だと思っていました」
という声を聞くことがあります。
でも40代の肌は、乾燥やくすみ、ハリ不足を感じやすい時期。
高い美容液を足す前に、まずは紫外線から肌を守ることが大切です。
この記事では、40代の肌に紫外線対策が必要な理由と、日焼け止めの選び方、無理なく毎日続けるコツを、エステティシャン視点でやさしく解説します。
◎この記事でわかること
✔ 40代の肌に紫外線対策が大切な理由
✔ SPF・PAの選び方
✔ 毎日続けやすいUVケアのコツ
✔ 紫外線対策でやりがちなNG
関連記事:保湿しても乾燥する40代肌の理由はこちら⇓
40代の肌に紫外線対策が大切な理由

スキンケアで紫外線対策をすることは、肌を守るうえで、とても大切な習慣です。
- シミ・くすみが目立ちやすくなる
- 乾燥やハリ不足につながりやすい
- 短時間の外出でも紫外線は積み重なる
ほんの一部ですが、嬉しくなることばっかりですね。
美肌になるためにはいい化粧品選びをする前に、まず紫外線対策をしっかりすることが大切。
関連記事:40代の肌は「足す」より「守る」保湿が大切です
シミ・くすみが目立ちやすくなる
紫外線対策を続けることで、シミやくすみが目立ちにくい肌を守ることにつながります。
40代になると、若い頃よりも肌の変化を感じやすくなります。
「前よりシミが濃く見える」
「なんとなく顔色が暗く見える」
「ファンデーションを塗ってもくすみが隠れにくい」
そんなお悩みを感じる方も多いのではないでしょうか。
紫外線は、日焼けだけでなく、シミやくすみの原因にもなります。
特に40代の肌は、乾燥やターンオーバーの乱れも重なりやすいため、紫外線の影響が肌に残りやすくなります。
だからこそ、日差しが強い日だけでなく、毎日の紫外線対策が大切です。
高い美容液を足す前に、まずは紫外線から肌を守ること。
これが、40代のスキンケアの土台になります。
40代の肌は、「何を足すか」だけじゃなく、「何から守るか」も大切。
乾燥やハリ不足につながりやすい
紫外線は、シミだけでなく乾燥やハリ不足にも関係します。
肌が紫外線を受けると、うるおいを守る力が弱まり、乾燥しやすくなることがあります。
また、紫外線の影響は肌のハリ感にもつながります。
40代になると、もともと乾燥や弾力の変化を感じやすい時期。
だからこそ、保湿だけでなく、紫外線から肌を守ることも大切です。
短時間の外出でも紫外線は積み重なる
なぜかというと、紫外線がお肌によくないことはみんなわかっていても、「ちょっとくらい大丈夫」と油断する気持ちがあるからです。
サロンでも、紫外線対策についてお話しすると、
紫外線対策って、毎日するんですよ。
冬も日焼け止めって必要ですか?
雨の日は塗らなくてもいいと思ってました。
洗濯物を干すだけなら大丈夫ですよね?
と聞かれることがあります。
どれも、特別なことじゃありません。
毎日忙しく過ごしていると、紫外線対策ってつい後回しになりやすいですよね。
でも紫外線は、短時間でも少しずつ肌に積み重なります。
だからこそ、40代の肌には「気合いで頑張るUVケア」より、「忘れにくい仕組み」を作ることが大切です。
40代の紫外線対策で大切な3つの基本

ここまでで紫外線対策の必要性がわかってもらえたと思います。
次は40代の紫外線対策で大切な3つの基本について。
- 日やけ止めの選び方のコツ【スキンケアで守る】
- 食べる紫外線対策のコツ【体の中から守る】
- 毎日紫外線対策をする【習慣化して守る】
ほかにもコツはありますが、わたしはこの3つが大事だと思ってます。
1つずつ説明していきますね。
40代の日焼け止めはSPF・PAをシーンで選ぶ
紫外線対策必須アイテムといえば「日やけ止め」ですが、種類がいろいろあってどれを使っていいのかわからない人もいると思います。
日やけ止めの選び方のコツは、SPFとPAを見ること。
SPFは主にUV-Bを防ぐ目安
どの日やけ止めの表にも「SPF35」みたいな数字が書いてあると思います。
この数字がなんなのかというと、短い時間で肌に赤みがでたり、黒くやけたりさせる紫外線B波を防ぐ効果をあらわしたもの。
つまり何も塗らなかったときに比べて、何倍の時間日やけを防ぐかという「時間」をあらわしてします。
ちなみに約20分くらいで日やけするといわれてますよ。
例えばSPF30なら、30×20分=600分で約10時間防いでくれるということ。
PAは主にUV-Aを防ぐ目安
日やけ止めにはSPF以外にPA+みたいな文字が書いてあると思います。
これは紫外線A波を防ぐ効果をあらわしたもの。
紫外線A波というのは、しわやシミを作るとてもこわい紫外線なんです。
肌の奥まで届いて、私たちの大事な肌のハリを支える部分に影響することがあります。
しかもガラスをすり抜けて家の中まで入ってくるんです。
PAの「+」の数が多いほど、この紫外線A波を防ぐ能力が高くなります。
毎日使いとレジャー用は分けて考える
「じゃあ、SPFとPAは数値が大きいものを使えばいいんだ!」と思ったかもしれませんが、実はそういうわけでもないんです。
理由としては強すぎるものを使い続けると、肌への負担になる可能性があるから。
日やけ止めは生活のシーン別で使いわけるのがベスト。
出典:日本化粧品工業連合会 編 『紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果』より
上記の表をまとめると、以下の通り。
・日常生活:SPF20〜30/PA++程度
・屋外時間が長い日:SPF30以上/PA+++
・レジャー・炎天下:SPF50/PA++++
※肌状態や商品表示に合わせて選びましょう
このように日差しの強さ、季節、時間によってうまく使い分けてくださいね。
日焼け止めの塗り方については【日焼け止めの効果を高める使い方】を参考にしてみてください。
食事でも紫外線ダメージを受けにくい肌を支える

実は紫外線対策に食べることも効果的なんですね。
ほとんどの人が思いつくのが「ビタミンC」だと思います。
その通りなのですが、他にも身近な食べ物で紫外線対策ができるんですよ。
それは「高カカオチョコレート」。
高カカオには「ポリフェノール」という栄養素が多く含まれています。
この栄養素がとてもいい仕事をしてくれる。
紫外線を浴びると体の中で「活性酸素」というものが出て、これが私たちの大事なお肌のコラーゲンたちにダメージを与えてくるんですね。
この活性酸素を抑えてくれるのが「ポリフェノール」。
日やけ止めを毎日つけるように、ポリフェノールを毎日摂るのも紫外線対策になります。
私は毎日カカオ96%のチョコを30gもしくは同じポリフェノール食材でもあるブルーベリーを100g、もしくは半々で食べるようにしています。
カカオ96%が苦手な人は70%くらいでもOKですよ。
普段のおやつや間食にうまく取り入れてみてくださいね。
毎日続けるために「忘れにくい仕組み」を作る

紫外線は、「知らないうちに肌へ積み重なりやすいもの」という意識をしっかりもつことが大事です。
毎日、日やけ止めをつける習慣をつける。
こういうと「なんかめんどくさい」と思うかもしれませんが、3週間ほど続ければ慣れてきます。
なぜなら簡単な習慣だと、人は約3週間でなれるという研究結果があるから。
例えば、みなさん朝の洗顔後は化粧水などでスキンケアをしますよね?その流れで日やけ止めをつければ簡単です。
スキンケアグッズと一緒に並べておけばいいだけ。
これならそのまま外に出てもうっかり日やけも防げるし、さらにメイクをすればより紫外線を防げますよ。
関連記事:クレンジング後につっぱる方は、落とし方も見直してみてください⇓
40代の紫外線対策でやりがちなNG

紫外線対策は、特別なことをしなくても、毎日の小さな習慣で肌を守ることにつながります。
ただ、忙しい日が続くと、つい後回しになったり、「今日は大丈夫かな」と思ってしまうこともありますよね。
ここでは、40代の紫外線対策で見直しておきたいNGを紹介します。
関連記事:化粧下地と日焼け止めの順番はこちら↓
曇りや雨の日は塗らない
「今日は曇っているから大丈夫」
「雨の日だから日焼け止めはいらない」
そう思う日もあるかもしれません。
でも、紫外線は晴れの日だけではありません。
曇りや雨の日でも、肌には少しずつ紫外線が届いています。
特に40代の肌は、乾燥やくすみを感じやすい時期。
天気に関係なく、朝のスキンケアの最後に日焼け止めを塗る習慣をつけておくと安心です。
短時間の外出だから大丈夫と思う
洗濯物を干すだけ。
近くのコンビニに行くだけ。
車で少し移動するだけ。
そんな短い時間でも、紫外線は少しずつ肌に積み重なります。
「たった5分だから」と思って何度も繰り返していると、気づかないうちに肌への負担になることもあります。
完璧に防ごうとしなくて大丈夫です。
まずは、朝の時点で日焼け止めを塗っておく。
それだけでも、40代の肌を守る習慣になります。
SPF入りメイクだけで済ませる
ファンデーションや下地にSPFが入っていると、「これで紫外線対策はできている」と思いやすいですよね。
もちろん、SPF入りのメイクアイテムも紫外線対策の助けになります。
ただ、実際には塗る量が少なかったり、ムラになったり、時間が経つと落ちてしまうこともあります。
特に40代の肌は、シミ・乾燥・くすみが気になりやすい時期。
日焼け止めをベースにして、その上からSPF入りの下地やファンデーションを重ねる方が安心です。
「メイクだけで守る」より、「日焼け止め+メイクで守る」と考えてみてください。
塗り直しをしない
朝に日焼け止めを塗っても、汗や皮脂、マスク、手で触れることで少しずつ落ちていきます。
そのため、長時間外にいる日や、汗をかきやすい日は塗り直しも大切です。
とはいえ、忙しい毎日の中で、毎回きれいに塗り直すのは大変ですよね。
そんな時は、スプレータイプやパウダータイプなど、外出先でも使いやすいものを選ぶのもひとつです。
完璧に塗り直せなくても大丈夫。
「今日は外にいる時間が長いから、昼に一度だけ足しておこう」くらいの感覚で、続けやすい方法を選んでみてください。
まとめ|40代の紫外線対策は「毎日守る」ことが大切

紫外線対策は毎日続けることで、肌を守る力になってくれます。
最後にもう一度まとめますね。
【40代の紫外線対策で大切なこと】
- 毎日続ける
- シーンに合わせて選ぶ
- 塗り直しを意識する
- 食事や睡眠も整える
- 完璧より、忘れにくい仕組みにする
紫外線を防ぐことでの美容効果は、2倍にも3倍にもなるとわたしは思っています。
高い化粧品を使ったりやエステに通うより簡単・効果的・お金もかからない方法なので、肌悩みのある人にぜひ知っておいてもらいたいんですね。
毎日の紫外線対策をしっかり身につけて美肌を目指しましょう!
小さな習慣の積み重ねが美肌への近道。
では、また。
紫外線対策は、気合いで頑張るより、毎日の流れにそっと入れる方が続きやすいです。
noteでは、今回の記事とは少し角度を変えて、「日焼け止めを忘れないための朝の整え方」について書きました。
スキンケアを完璧にしようとして疲れてしまう方は、よければ読んでみてください。
→note記事「日焼け止めを頑張るより、忘れない場所に置くことから」







