スキンケアの基本

日焼け止めを心地よく使いたい!日焼け止めのべたつきをおさえるための対処法3STEP

悩める人

日焼けしたくないけど、日焼け止めを塗ったときの

あのベタベタ感が不快。どうにかならないかな?

そんなお悩みにおこたえします。

まっこり

わたしはエステティシャン歴12年。

今まで5000人以上の肌をみてきました。

日焼け止めを塗ったときのべたつきに悩んでいる人は一定数いるんですよね。実際にわたし自身が悩みを聞いてきた経験があります。

この記事「日焼け止めを心地よく使いたい!日焼け止めのべたつきをおさえるための対処法3STEP」を読むと、日焼け止めがべたつく原因がわかり、べたつきからの不快感から開放されますよ。

記事前半では「日焼け止めのべたつきの原因」について、後半では「日焼け止めのべたつきをおさえるための対処法3STEP」を解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

日焼け止めのべたつきの原因は?

日焼け止めをつけるとべたつく原因は3つあるとわたしは考えています。

  1. 日焼け止めの種類と成分
  2. 今の肌状態
  3. スキンケアのやり方

ただし原因は1つだけかもしれないし、人によっては複数あてはまるんじゃないかな。そこをふまえて解説していきますね。

日焼け止めの種類と成分

まず考えられる原因が「日焼け止め種類と成分」。

日焼け止めはいろいろな種類がありますが、油分が多いタイプの日焼け止めはべとつきやすい傾向にあります。

日焼け止めの種類と特徴
  • ミルク…伸びがよくしっとり。油分多。
  • クリーム…しっとり感あり。少し重いテクスチャ−。油分多。
  • ジェル…みずみずしく、サラッとしている。油分少。
  • スプレー…ミスト状。べとつきなし。

中でも「ミルク」「クリーム」状の日焼け止めは油分が多いのでべとつきやすいんですね。

あとは「紫外線散乱剤」が入っているものもべとつきやすいんですね。酸化チタンや酸化亜鉛という成分が代表的なもの。

というわけでべとつきが気になるなら、まず使用している日焼け止めの種類や成分を確認してみてくださいね。

今の肌状態

2つめの原因は、今の肌状態です。

どういうことかというと、乾燥している肌は乾燥を補おうと皮脂をだすので、肌はべとつきやすくなるんですね。

さらに日焼け止めに含まれる水分が乾燥している肌に吸収されることで、肌表面に残る日焼け止めの油分の割合が多くなって、油分+油分でベトベトに。

そういうわけで、「乾燥している」もしくは「部分的に乾燥している」肌状態にある人は、日焼け止めを塗るとべとつきがでるというわけなんです。

日焼け止めを塗る前に、自分の肌状態を知ることがポイント。

スキンケアのやり方

スキンケアのやり方も日焼け止めのべたつきに影響します。

なぜなら日焼け止めの前につける乳液やクリームなどの油分の量・つける量・なじみ具合によって、そのあとに塗る日焼け止めと混ざってべたつくからなんですね。

例えば時間がない朝、ローションやクリームをざざっとつけて、すぐに日焼け止めを塗る。ちゃんと肌になじませてないから、肌の表面がテッカテカになったという経験ってないですか?

そうなったらあわててティッシュオフ!みたいな。

ちなみに日焼け止めを塗ったあとにティッシュオフをすると、日焼け止めの効果が減るんです。

化粧品科学者のみついだいすけさんもこんなツイートをされてますよ。

スキンケアのやり方しだいで、日焼け止めのべたつきは抑えることができるんですね。基礎化粧品はしっかりなじませましょうね。

日焼け止めのべたつきをおさえるための対処法3STEP

続いて日焼け止めのべたつきをおさえる対処法を3STEPで紹介します。

  1. 自分の今の肌状態を知る
  2. 自分の肌に合う日焼け止めを使う
  3. 正しいスキンケアをする

ポイントはまずは①からはじめること。

①がわからないと②と③ができないからです。

STEP1 : 自分の今の肌状態を知る

まずはじめに「自分の今の肌状態」を確認しましょう。やり方は簡単。

洗顔後何もつけず、そのまま約10分待つ。そのあと自分の肌をチェック!

全体的にカサカサしている ⇒  乾燥肌

部分的にカサつきとテカリがある    混合肌

カサカサもテカリも少ない  ⇒  普通肌

全体的にテカリがある   オイリー肌

自分がどの状態にあてはまるかわかったら、つぎに進みましょう。

肌状態は気候・体調・ストレスなどによって変化するので、最低でも3ヶ月ごとに確認するのがおすすめ。

STEP2 : 自分の肌に合う日焼け止めを使う

自分の肌状態がわかれば、使うべきタイプの日焼け止めの種類がわかってくると思います。

もし今皮脂が出やすい状態なら、油分の多いクリームやミルクはやめてジェルにするなど使い分けができるようになりますよね。

べたつきが気になるから日焼け止めを使う量を減らすのはNG。

日焼け止めには効果を発揮するための使用量が決められています。

STEP3 : 正しいスキンケアをする

つぎに肌状態に合わせ、正しいスキンケアをすること

どんな日焼け止めを使ってもべとつかない肌になることが理想なので、そのために毎日自分肌に合ったスキンケアをして、肌を整えておくことが大事なんですね。

具体的には乾燥肌で皮脂が出るなら、洗顔のやり方を変えて乾燥しにくくするとか、油分を抑えたアイテムを使うなど。

肌を整えることで日焼け止めがべたつきにくい肌になります。

メイクをする人日焼け止めのべたつきをおさえるコツ

先ほどの日焼け止めのべたつきをおさえる対処法3STEPにくわえ、メイクをする場合のべたつきをおさえるコツもご紹介しておきます。

パウダーファンデーションをうまく使う

日焼け止めがなじむまで10分くらい待つ

肌の皮脂と水分のバランスが整わない時点では、リキッドファンデやクリームファンデの量を少なくするか、使わずにパウダーファンデで薄く仕上げるという方法もあります。

日焼け止めでべたつきやすい人は、油分のつけすぎに気をつけましょう。

あと、日焼け止めが肌になじむのを待ってからメイクをするというのも地味に効果的ですよ。

自分にあった日焼け止めを使ってべたつきをおさえよう

日焼け止めってたんさん種類があってどれを使っていいかわかりませんよね。

でも一番大事なのは「自分の肌に合ったものを使うこと」

まずは自分の肌状態を知ることから始めてみてください。

そうすることで今やるべきスキンケアがわかり、肌が整い、日焼け止めだけでなく他の化粧品の効果も上げることができますよ。

日焼け止めも毎日使うものだから心地よくつけたいですね。

この記事が日焼け止めのべたつきに悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。

では、また。

ABOUT ME
まっこり
はじめまして。まっこりです。 エステティシャン歴12年。 息子(4歳)、娘(2歳)をもつアラフォーワ―ママ。 【自己紹介】 大学卒業→販売の仕事→27歳:AJESTHE認定エステティシャン・AEAJアロマセラピスト資格取得→29歳:エステ業界へ転職→2つのサロンでフェイシャル・痩身・脱毛を経験【施術10000人以上】→41歳:独立 【興味あること】 健康、美容、情報収集、読書 【好きな言葉】 なんとかなる