職場に苦手な人がいて、すごくストレスがたまる!
どうにかしたいけど、どうしたらいいんだろう?
人間関係の悩みってつきないですよね。
わたしはエステティシャン歴13年で、今まで数千人の人間関係の悩みを聞いてきました。
エステティシャンという仕事柄、お客様から美容のお悩みを聞きますが、そのお悩みの原因の裏に「人間関係のストレスがある」と感じることがあるんです。
そこで今回はわたしの経験をふまえ、職場で苦手な人とのストレスを減らす方法について考えてみました。
記事前半では「職場のストレスと美容の関係」について、後半では「職場で苦手な人とのストレスを減らす3つの方法」を紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
職場に苦手な人がいるとストレスがたまる【悩んでいる人はわりと多いです】
エステサロンでは、職場の人間関係で悩んでいるお客様の話をよく聞きます。
同じ職場の人でどうしても合わない人がいて、すごいイライラする!
なんで上司はいつもあんな言い方するんだろう。ほんとヤダ!
職場の人が仕事を頼んでも全然やってくれない。結局わたしの仕事が増えて疲れる。
みなさんイライラが溜まってて、発散しに来店されてるところも。
職場にはいろんな人がいるから、自分にとって苦手な人がいるのは仕方のないこと。
でも大事なのはその人とどう関わるか、気にしないようにするにはどうしたらいいかを考えてみることです。
ストレスがたまると肌や体に影響が出る
職場で苦手な人からうけたストレスは、美容面に大きく影響することがあります。
【35歳看護師Aさんの場合】
「職場の上司にいつも強い口調や態度をされて、仕事にいくのが嫌になっている」と悩んでいました。そのイライラを解消するために食べ過ぎてしまったり、夜もよく寝れない状態。睡眠不足から疲労は抜けず、フェイスラインに肌荒れも見られました。
Aさんのようにストレスが原因による美容の悩みは、エステでケアをしても高い化粧品を使ってもなかなか美容効果がでにくいんですね。
人間関係のストレスが原因で、何かしら肌や体に影響が出ている人は、早めに現状を解決していく必要があります。
相手の顔色を見たり、嫌われたくなくて何も言えないという人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
職場で苦手な人とのストレスを減らす3つの方法
「職場で苦手な人」と言っても、人それぞれ苦手度って違うと思うんですよね。
ここではどの苦手度でも実践できる、職場で苦手な人とのストレスを減らす3つの方法をご紹介します。
- 一定の距離を置く
- 仕事以外の会話はしない
- 笑顔で接する
1つずつ説明していきますね。
一定の距離を置く
物理的な距離という意味で、一定の距離を置いてみましょう。
仕事で関わる以外はできるだけ2人きりにならないように、休憩・トイレ・移動のタイミングをずらすとか。
特にエレベーターみたいな密室は避けたいところです。
こうすると必要最低限の関わり方ですむはずですよ。
仕事以外の会話はしない
仕事以外の会話をしないこと。
プライベートの話は一切しません。
もし苦手な人が自分のプライベートを話してきたら、「へぇー」「そうなんですね」とだけ返事をして、話を広げないようにします。
ここで気をつけたいのが、返事をおおげさにしないこと。
なぜかというと、同じ言葉でも声のトーンや言い方で受け取る印象が変わるからです。
例えば、淡々とした「へぇー。」と驚いたときの「へぇー!」は言葉が同じ。
でも、受ける印象は全然違いますよね?
話したくなくても言葉に抑揚をつけてしまうと、相手の会話を促してしまうことがあるので注意してください。
それでも話しかけられたら、わたしの場合ですが「さぁー?どうなんですかねぇ?」とサクっと笑って返してます。
自分なりの切り返しを考えておくといいですね。
笑顔で接する
「苦手な相手に笑顔なんてムリ!」って言われそうです。
でも、やっぱり笑顔って大事だと思うんですよね。
なぜかというと、笑顔でいる人に対して、人はなかなか強く言えない心理があるからです。
これはわたしの経験ですが、以前職場に仕事が全然できない人がいて、何度も同じ注意をすることにイライラの日々。
でも彼女は毎日注意されてても、誰に対してもニコニコしていました。
そんな彼女を見ていて、「怒ってもしかたないよなぁ。」「言い方や教え方をかえてみようか。」と自分の考え方が変わっていったんですね。
このように笑顔というのは、人に対して大きな変化をもたらすこともあります。
苦手な人に対して笑顔とはいかないまでも、表情は柔らかく接するよう心がけたいですね。
職場の苦手な人を気にしないことでストレスを減らす
職場での苦手な人を気にしないようにすると、ストレスを受けにくくなります。
これは自分の内面を変えることが必要。
判断しない
あなたが苦手な相手って、何が理由で苦手なんですか?
態度?話し方?性格?
実は相手の見た目や態度は、実際の中身とは違う場合もたくさんあるんです。
いつも冷たい言い方をする人が、本当はめちゃくちゃ優しい人だったり。
きつい態度だけど、本人に全然悪気なかったり、ただの口下手だったり。
苦手だと思っていた相手はあなたにとって、本当は気の合う大事な人になるかもしれません。
相手の表面だけを見て判断しないよう心がけてみてくださいね。
解釈を変える
解釈を変えるというのは、相手の嫌なところではなく「いいところを探す」ということ。
「上から発言だけど、仕事は早くて正確だよな。」
「いつも機嫌悪そうだけど、挨拶はちゃんとしてくれるよね。」
「雑談ばっかりしてるけど、お客様受けいいよね。」
こんな感じで相手のいいところをみるようになると、自分の気持ちにも少し余裕がでてくると思います。
目的に集中する
苦手な人のことを考える時間があるなら、他のことをしましょう。
この仕事をいつまでに終えるとか、今やるべきことに集中する。
さらに自分への小さなご褒美設定をしてもいいかもしれません。
例えば、「1時間で10件メールの返信をする!できたら今日はスイーツを食べる!」みたいな。
集中することで大事な時間も有効に使うことができるし、嫌な気持ちも忘れられます。
もっと知りたい方はこちらの本も参考になりますよ。
職場に苦手な人がいても絶対にやってはいけないこと【余計にストレス溜まります】
職場に苦手な人がいても絶対にやってはいけないことがあります。
これをすると後々面倒なことになったり、よけいにストレスを溜めることになるので気をつけましょう。
悪口を人に言う・SNSに書き込む
やっているほうはスッキリするかもしれませんが、された側は傷つくかもしれないし、まわりも不快な気持ちになります。
いろんな人を巻き込むので、いいことはありません。
何よりあなた自身の価値をさげるのでやめましょう。
無視する
相手との関係が悪化して面倒になるので、無視するのはやめましょう。
油に火を注ぐというように、あなたへの当たりも強くなってしまう場合も。
仕事以外はなるべく関わらないようにして、仕事がやりにくくない環境はキープしておきたいですね。
相手を変えようとする
結論からいうと、人は自分でしか自分を変えられないから、相手を変えようというのは時間と労力のムダ。
先ほどのわたしの例と同じで、できない人に何度同じことを言っても、相手がわかるように工夫しないと伝わりません。
自分を変えることで、相手も変わってきます。
職場で苦手な人からのストレスを減らして、もっとキレイになろう!
今回は『職場の苦手な人とのストレスを減らす3つの接し方』をご紹介しました。
大事なことなのでもう一度言いますが、職場での人間関係のストレスを減らす方法は『相手に対して』と『自分に対して』あるということです。
最後にもう一度確認しましょう!
- 一定の距離を置く(2人きりを避ける)
- 仕事以外の会話はしない(仕事に徹する)
- 笑顔で接する(働きやすい雰囲気に)
- 判断しない(表面的なことだけで決めない)
- 解釈を変える(相手のいいところをみる)
- 目的に集中する(嫌なことを考える時間を作らない)
苦手な人を気にしないことが一番ストレスにならないし、いろんな場面での人間関係にも通じるので、わたしは大事なのかなと。
オンラインでもオフラインでもそこには必ず「相手」がいるので、コミュニケーションで悩む人はこれからも増えると思うし、自分自身をコントロールできるようになることはより重要になってくるはずです。
そしてそれはキレイになるためにも必要なんですね。
うまくコントロールして、もっと気持ちを軽くしていきましょう!
では、また。