もっと時間が欲しい。転職しようか迷ってる。でも、不安。。
こんなお悩みありますよね。
わたしは異業種と同じ職とで、2回転職の経験があります。
わたしは20代のときに洋菓子店で働き、30代手前でエステティシャンに転職しました。さらに数年後、別のエステサロンに転職。その経験をふまえてお伝えしたいと思います。
記事前半では、「わたしが転職した理由」について、後半では「実際に転職してみてどうだったか」を紹介しているので、転職に迷っている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
わたしが転職した理由
答えを先にいうと、「やりがい」です。
最初に転職したい理由ってなにかを自分の中で考えると、以下の4つが思いうかびました。
- お金
- 人間関係
- 時間
- やりがい
もう少し掘り下げていきます。
お金
たぶん多くの人が転職の1番の理由としてあげるのが「お金」だと思います。
「こんな安い給料でこんなつらい仕事やってられない!」
「もっと収入をふやして、○○が欲しい!」
「家族が増えて、養っていくのにもっと給料がいいとこに!」
など、人それぞれ理由があるはず。
わたしの場合、転職しなくても全然やっていけてたんです。まぁ、先を考えるとどうなのかなってのはありましたが。
ただ、不満としては休日休みがないってことだったんですね。
人間関係
人間関係で転職したって言う人もわりといますよね。
「上司がムリ」
「同僚で合わない人がいる」
「マウントとってくる人がいる」
嫌な人が職場にいると、ほんとストレス溜まりますよね。
わたしの場合、人間関係の問題はそこまで大きくなく、どこの職場でもわりとうまくいってました。
時間
時間も転職理由の1つだったのかなと思います。
最初の職場は販売だったので、休日は絶対に出勤。友達とも遊べずでした。20代前半で遊びたい年頃だったんですよね。
逆にエステ業界は休日やお盆やお正月の休みはありますが、労働時間は10時間と長かったです。
でも、エステの仕事は好きなので、わりと平気でした。
やりがい
わたしが最終的に転職に踏み切る理由はいつも「やりがい」。
現実と理想との違いにいつも大きなストレスを感じるからなんです。
「毎日同じことばっかりでつまらないなぁ。」
「自分の好きなことがしたい!」
「会社のやり方に共感が持てない。」
こんな考えが頭に浮かぶようになると転職を決断します。
転職したいと思ったら、まずやること
転職する理由は1つだけではなく、複数の理由が組み合わさっている場合もあるはず。
衝動的になるのではなく、まず転職理由を考えてから、「自分が何を大事にしたいか」一度じっくり考えてみるのがいいとわたしは思います。
異業種への転職はどうだったか
結論からいうと、「自分の好きなことができて楽しい!」とはなりません。
転職してもその先で新たな問題が発生したりします。
例えば、「給料はいいけど、人間関係が最悪。」「やりたいと思ってたけど、自分の性格に合ってなかった!」みたいな。
「でもやりたかった仕事だから、もっと頑張ればなんとかなる!」って思ってしまう人もいるんです。
この頑張りすぎるはすごく危険で、とくに真面目な人が陥りやすいんです。
人には向き不向きがあって、頑張ってもどうにもならないこともあります。
わたしが転職したエステサロンでは、物事を理解すること、やることにスピードが求められました。
まわりはどんどん仕事をこなしていくのに、わたしは怒られてばかりで、「自分はなんてだめなんだ。」と落ち込む毎日。
わたしの性格は、じっくり考えを深めてから行動するタイプなので、スピードに追いつけず課題や業務がたまり、しだいにストレスを感じ追い詰められていきました。
それでも「もっともっと頑張らないと!」と思って無理を続けた結果。
しだいに頭がぼっーとしてきて常に眠い状態に。頭がまわらず、記憶力も低下。聞かれたことも覚えていないため、また怒られるという悪循環になっていったんです。
今思えば、うつ状態になってたんでしょうね。休みの日も仕事のことばかり考えて、誰といても上の空でした。ただ、焦る気持ちがつのるばかり。
それでも、自分の技術でお客様に喜んでもらえるというのが、やりがいでした。
わたしみたいに自分のやりたい仕事に転職したからといって、ストレスなく働けるわけではなく、よりつらい状況になることもあります。
ただこういう経験をしておくと、自分はどういうことに向いていて、どういうことが苦手なのか、どういうこだわりがあるのかがよりわかってきます。
自分を深く知るって言うんですかね。
でも、絶対無理はするべきではないです。「ちょっと耐えられなくなってきた」と思ったら、また環境を変えるべきです。
2回転職をしてみて気づいたこと
結局、転職したエステサロンは2年半で辞めることに。
その後すぐ、知り合いが勤めているエステサロンから誘いがあって転職しました。
そこは人間関係もよく課題もなく、前のサロンとは正反対でゆるい職場。
「こんなのでいいの??」って最初は思いましたが、人って環境になれるんですよね。特に大きなストレスもないと。
何年かそんな状態は続きましたが、「ずっと同じことをする毎日で成長がない。」とまた感じてくるようになりました。
勝手だなって思うかもしれませんが、それが自分の価値観なんだなって、あらためて感じました。
自分の価値観をつきつめることは人生においてとても大事なことだと思うんですよね。
それがわかれば、自分が身を置くべき環境がみえてきます。
自分の価値観に合う環境に身をおくために、転職をし続けるのもありですが、自分で起業したり、副業をしながら環境を変えていくほうがおすすめかと。
なぜかというと、そのほうが面白いし、早くそこにたどり着けるから。
わたしは2回の転職を経験し、環境によって人は変わり、生き方が変わると気づき、自分で起業するという選択をしました。
転職する前に少しでもいいから何か始めてみよう
今回はわたしの転職を振り返って、気づいたことを書いてみました。
「今の現状に満足してない」
「環境を変えたい」
と思っている人は、転職をする前に少しでもいいから何か始めてみてはどうでしょうか?
例えば、「転職サイトをのぞいてみる」「起業について少し調べてみる」「どんな副業があるのか調べてみる」など、そんなところから始めてみたらいいと思います。
とにかく行動しないと何も変わらないので、ちょっとだけやってみましょう。
もしかしたら、大きな変化につながるヒントがみつかるかもしれませんよ。
今回の記事が転職に悩んでいる人の参考になれば嬉しいです。
では、また。