・筋トレ苦手。
・痩せるために必要だけどできない。
・どうしたら筋トレが続くのかな?
こんなお悩みにおこたえします。
わたしはエステティシャンです。ジム歴は5年ほど。
健康でキレイな体作りには、筋肉を鍛えることが必要というのはみんなわかってますよね。
でもこの筋トレ、女性が「やりたくない」「続かない」ことランキング上位にいつも君臨しています。
そこでこの【筋トレが「苦手・できない・続かない」を克服するたった1つの方法】を読むと、筋トレだけでなく運動全般を習慣にすることができますよ。
なぜならこのアドバイスを実践したエステサロンのお客様が、運動や筋トレを毎日やるようになったからです。
記事前半では「筋トレを習慣にするためのたった1つの方法」を、記事後半では「筋トレを続けるための具体的な方法」について解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
筋トレが「苦手・できない・続かない」を克服するたった1つの方法
結論からいうと、驚くぐらい、小さなことから始めることです。
とくに嫌なことや苦手なことは、目標が大きすぎると挫折する確率が上がるから。
例えば、「腹筋を毎日30回やる!」という目標。
正直いきなりこれが毎日できる人は1%くらいだと思います。
わたし自身、こういう目標を立てているお客様をたくさん見てきて、達成している人をみたことがない。
そもそも運動習慣がない人がいきなり30回もできるわけがないんです。
正直10回でも無理でしょう。
筋トレを継続できるようになるには、最初は1回やるだけでOK。
それだけでいいんです。
- 継続できる
- 自分に自信がついてくる
- プラスでできることも増えてくる
継続できる
わたしたちは大きな目標に対して「このくらいならできる!」という過大評価をしてしまいがちなんですね。
だから続かなかったときに、「やっぱり自分には無理なんだ」「これは苦手」みたいに自己評価を下げたり、苦手意識をもってしまうんです。
小さな1歩なら無理なく続ける確率があがります。
自分に自信がついてくる
小さなことでも毎日続けられるようになってくると、自分に自身がついてきます。
サロンのお客様Tさんを例に。運動が苦手で、毎日スクワット1回から始めてもらいました。半年後には1日20回を毎日されていて、今も継続されています。
しかも筋トレを始めて半年間で、太ももが2cm減りました!すごい!
Tさんいわく、「最初はここまでできるようになると思ってなかった。今では毎日しないとなんか気持ち悪い。」
このように小さな一歩ができるようになると、結果もでてくるし、「自分はできる!」という自信にもやる気にもつながるんですよ。
できることが増えてくる
小さなことが毎日できるようになってくると、できることが増えてきます。
どういうことかというと、自然と回数が増えたり、別のこともプラスでできる余裕がでてくるんです。
これはわたしの場合ですが、スクワットを毎日1回から始めたんですよね。すると3日を越えたあたりから回数が3回に、一週間後には5回と、回数が増えていったんです。
それに加えて「腕回しもちょっと1回入れてみようか」とやっているうち、3ヶ月後にはスクワット20回と腕回し20回ができるように。
これができることが増えるということなんですね。
できることが増えることで筋トレをする回数や部分も増え、もっと効果的に体が鍛えられるようになります。
成功率をあげる筋トレの目標設定方法
筋トレを続けるにあたって、小さなことから始めることが一番大事なんですが、正しい目標設定をすることも大事。
- 何のために
- 何を
- いつ
- どのくらい
- どうやって
- いつまでに ※達成までの期限がある場合
この6つの要素を当てはめて目標を決めるのがいいですね。
ではなく、
このように、筋トレの目標は具体的かつ「何のために」やるのかを設定することが、成功率を上げるポイントになります。
筋トレを無理なく続けるための3つの考え方
最初に筋トレ目標を立てた時、すごくやる気になったりしませんか?
気をつけないといけないのが、やる気があればできるという思い込み。
なぜならわたしたちの瞬間のやる気よりも、「やらない」という習慣の力のほうが圧倒的に強いからです。
なので一瞬のやる気に頼らず、筋トレを無理なく続けるための考え方を3つ紹介しておきますね。
- できなかった自分を責めない
- 行動を振り返る
- 小さな成功をほめる
どういうことなのか、解説していきますね。
できなかった自分を責めない
まず、できなかったことに対して自分を責めないこと。
自分を責めるとやる気も落ちてしまうし、継続できなくなってしまいます。完璧主義の人は陥りやすいので、注意してくださいね。
もしできなかったら、へこむのではなく「なんでできなかったのか?」「どうやったらうまくいくか?」など改善できるように考えてみることが大事です。
行動を振り返り客観視する
1日の目標に対して何をしたか、どうだったかなどを振り返ります。
紙に書いたり、スマホにメモしたりしましょう。
毎日の行動を振り返り、できていることや問題点など客観的に見ることができるからです。
そして時々、目標も確認しておくのがおすすめ。
いざ筋トレを始めると毎日の目標に目が行き過ぎて、何のためにやっているのかを忘れてしまうからなんですね。
なので、ときには目標もチェックしてモチベーションを上げましょう。
小さな成功をほめる
目標を達成できなかったとき、できなかったとこばかりに目が向きがち。
そうではなく、本当に小さなことでもいいので、できたことに目を向けるようにします。
なぜかと言うと、できたことをほめることで次へのやる気が維持でき、自信にもつながってくりからです。
例えば、「太ももの筋トレができなかった。」ではなく、「筋トレはできなかったけど、軽いストレッチはできた!ちゃんと体動かした自分すごい!」みたいな。
こどもを褒めるときもちょっとしたことを大げさにほめたりしませんか?
それと一緒。
自分を自分でほめることで自己肯定感もあがり、やる気がでて継続しやすくなるんですね。
筋トレを続けるモチベーションが下がってきたときの対処法
わたしたちは人間なので、日々のメンタルに左右されてモチベーションが下がってくることもあると思います。
そんなときの対処法を3つご紹介しますね。
- 心や体が疲れ切ってないかどうか確認する
- 目標に無理がないかどうか確認する
- 本当に今自分にとって必要なことなのか確認する
心や体が疲れ切ってないかどうか確認する
まずは「心や体が疲れ切ってないかどうか確認する」こと。
悩みがあったり、忙しすぎて体が疲れ切っているときは筋トレに限らず何も手がつかない状態になります。
今の自分の状態を確認して当てはまるようなら、筋トレは一旦お休みして、心や体を休めることに集中してくださいね。
わたしも育児ストレスが大きかったときは、毎日の筋トレは休んで昼寝の時間やゲームをしたりして回復させましたよ。
心と体が元気であってこそ、筋トレや運動の効果は高まります。
目標に無理がないかどうか確認する
次に「目標に無理がないかどうか確認する」こと。
最初の目標設定で細かく目標をたてたと思います。
ただ、そのときの目標が高すぎていないかどうかを再度確認しましょう。
例えば、腹筋1日50回ではなく30回してみる。
頭でできると思うのと実際行動してできるかどうかは違いますよ。
「しんどい」とか「きつい」と感じたときは、目標が高い可能性があるのでぜひ確かめてみてくださいね。
本当に今自分にとって必要なことなのか確認する
最後に「本当に今自分にとって必要なことなのか確認する」こと。
目標はたてたものの、本心ではそこまで必要としていない目標だと、無意識にやりたくないという行動にでてしまいがちです。
例えば「夫にお腹出てると言われたから、毎日20回腹筋しよう!」と目標をたてたけど、本心では「ほんとはやりたくない」と思っていて腹筋ができない場合。
このようになかなか達成できない目標は、本当に今自分にとって必要な目標なのかをしっかり自問自答してみましょう。
筋トレが「苦手・できない・続かない」を克服して健康美を目指そう!
今回は筋トレが続かない人が、筋トレを習慣化できるようになるための方法をお伝えしました。
子育てをしていると忙しかったり、疲れていたりで、運動も続かなかったりしますよね。
でも、自分のため、家族のためにも健康でキレイでいたいものです。
最後に大事なところをまとめますね。
- 筋トレを習慣化するには、毎日1回から小さくスタートする
- 目標設定は具体的に
- 毎日の振り返りをする
- 改善点を考える
- できなかったことを責めるのではなく、小さくてもできたことをほめる
本当のモチベーションは行動した後にでてくるので、まずは行動あるのみです。
ちなみに今回のこの方法は筋トレ以外にも広く応用できるので、良い習慣を身につけたい人はぜひ試してみてくださいね。
筋トレを継続させて、健康美を目指したい人の参考になれば嬉しいです。
では、また。