化粧品

【必見】高い化粧品は本当に効果がある?【エステティシャンの本音】

悩める人

・高い化粧品を使えば肌は変わる?

・高い化粧品と安い化粧品の違いはなに?

・どっちを使えばいいの?

こんな疑問におこたえします。

まっこり

わたしはエステティシャン13年。

今まで5000人以上の女性に化粧品販売をしてきました。

この記事で紹介する「高い化粧品は本当に効果がある?」を読めば、本当に自分にあった化粧品選びができるようになりますよ。

なぜなら、わたし自身がエステサロンで化粧品の販売をし、化粧品の仕組みも勉強してきたからです。

記事前半では「化粧品の値段の違い」について、後半では「高い化粧品の効果」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

高級化粧品とプチプラ化粧品の違いは?【まずチェック】

高い化粧品の効果の有無を知る前に、高級化粧品とプチプラ化粧品の違いを確認しておきましょう!

高級化粧品とプチプラ化粧品の違い

・研究開発費

・配合されている成分

・宣伝・広告費

・パッケージ費用

・ブランドイメージ

だいたいこれらの条件で値段や質が違ってくるんですね。

肌に直接関わる面では、高級化粧品には高品質な有効成分が使われているのが特徴。

例えば有名どころでは、「コラーゲン」「セラミド」がありますよね。わたしも最近まで「ヒト幹細胞培養液」が入った化粧品を販売してました。

こういった有効成分は配合量や質で値段が跳ね上がるので、プチプラに入っていたとしてもごく少量だったり、質が低いものになりやすいです。

ですが、実際の配合量などは書いてないので、パッケージの裏をみて判断するしかないかと。

ちなみに宣伝広告費は、その商品がどのくらいメディアに露出しているか、イメージキャラクターは誰かなどで判断できると思います。

化粧品と医薬部外品の違い

高級化粧品でもプチプラでも、化粧品と医薬部外品があるんですね。

「化粧品」は、美しく見せる、頭皮や毛髪を清浄にする、などを目的としたもの。

「医薬部外品」に区分される化粧品の多くは「薬用化粧品」と表示されていますが、にきびを防ぐ、美白に効果がある、などの「有効成分」を含有しています。

独立行政法人国民生活センター「化粧品と医薬部外品の違いは?」より引用

要するに「化粧品」と「医薬部外品」の違いは、効果効能がある有効成分が配合され、肌荒れやニキビなどの何らかの症状の予防を目的に作られているかどうかです。

具体的には、よく聞く美白成分だと「ビタミンC誘導体」「トラネキサム酸」あたりですね。

「メラニンの生成を防いでシミ予防」みたいな。

化粧品だと「肌に潤いを与える」「肌を健やかに保つ」ぐらいしか表記できないんです。

高級化粧品とプチプラ化粧品の違いに加え、「化粧品」と「医薬部外品」の種類があることも覚えておいてくださいね。

高い化粧品は効果がある?

最初に結論を言うと、「高い=必ず効果がある」とは限らない

同じ高級化粧品を使っても効果が出る人と出ない人は必ず出てきます。

なぜかというと、人の肌はそれぞれ違うし、生活習慣や体調などの要素が関わってくるから。

このことは今までサロン化粧品を使って、結果が出る人と出ない人がいるというわたしの経験から言いきれます。

とはいえ、高級化粧品は肌に合えば、驚くほど肌が変わるのも事実。

使った瞬間に「すごくいい!」って感覚的にも思うし、他の人がみてもわかるくらい肌にツヤがでたりします。

まっこり

高品質を保つための容器にもこだわってますよ。

まとめると、高級化粧品には高品質な成分が入っているけど、効果があるかどうかは自分で使ってみなきゃわからないってことですね。

化粧品の効果の見極め方

化粧品の効果ってどうやって判断してますか?

同じ化粧品を使ってすぐ効果がわかる人、1ヶ月くらい使って効果を実感する人、全然効果がわからない人がいるんです。

最大の違いは、その人の肌状態。あとは、どのくらいの肌変化を望んでいるかだと思います。

具体的な効果の感じ方を説明すると、

  1. 使ってすぐ…しっとりする・肌のトーンがあがった
  2. 1週間〜1ヶ月…ハリがでてきた・肌がなめらか・小じわが目立たなくなった
  3. 全然効果がない…深いシワ・濃いシミ・筋肉のたるみ

化粧品の効果は、一番外側の0.2mmほどの皮膚に作用します。その皮膚のターンオーバーは基本は28日ですがそれ以上かかる人がほとんど。

なので、効果を実感するには1ヶ月はみたほうがいいですよ。

効果が全然わからない人は、化粧品で改善できないレベルの肌トラブルだったり、大きな肌トラブルに目が行き過ぎて、小さな変化を見逃している場合も考えられます。

化粧品の効果を実感するためには、毎日自分の肌をよく見ておくことが大事。

化粧品の効果を上げる方法

高級でもプチプラでも、化粧品の効果を上げる方法があります。

  • 正しいお手入れ方法
  • 体の中を整える

ぶっちゃけ、この2つに気をつけないとどんな化粧品を使っても、肌はキレイになりません。

正しいお手入れ方法

正しいお手入れ方法とは、「肌をこすらない」「紫外線対策は必ずする」など普段のお手入れを丁寧にやるということ。

また「スキンケアを楽しむ」「肌を大事にしよう」という心がけも大事です。

体の中を整える

内蔵の状態=肌の状態。

どういうことかというと、肌は表面的なものではなく、肝臓、腸内環境、自律神経、血流などの体内のいろんな機能によって影響をうけています。

そのため、化粧品で状態がプラスになっても生活習慣でマイナスになってしまうんですね。

「目元のシワ」の悩みをもつAさんとBさんを例に。2人に同じシワ改善用の美容液を使ってもらったとします。

●Aさん…睡眠時間5時間、シャワー派、外食が多い、日焼け対策はあまりしてない

●Bさん…睡眠時間8時間、湯船につかる、自炊、日焼け対策は毎日かかさない

ちょっと大げさな例ですが、どっちが美容液の効果が出やすいと思いますか?

答えはBさん。

生活習慣に気をつけている人ほど、化粧品の効果が出やすい傾向にあるんですね。

化粧品を変える前にチェックすること

新しい化粧品を使う前にチェックしておきたいことを紹介しておきますね。

  • 生活習慣は乱れてないか(食事・睡眠・適度な運動)
  • 生理中かどうか
  • 水はしっかり飲んでるか
  • ストレスはたまってないか
  • 体は冷えてないか

最低このくらいはセルフチェックしておきたいところですね。

とくに睡眠と食事は肌にダイレクトに出やすい。とはいえ、改善しやすい面でもあります。

化粧品を変える前は、体のコンディションを整えておくのがオススメですよ。

自分に合った化粧品を見つけて、スキンケアを楽しもう!

指を差す前向きな女性

高い化粧品は必ず効果があるとは言えませんが、自分に合った化粧品選びができるといいですね。

では、最後にまとめ。

  • 高級化粧品は優秀だけど、使ってみないとわからない
  • 普段から自分の肌をよく観察しておく
  • スキンケアは正しいやり方で
  • 生活習慣を見直して、体の中を整える

化粧品を使うときは、ぜひ意識してみてくださいね。

高級化粧品は自分の気持ちを高めてくれる効果は抜群だと思います。

ワクワクしながら化粧品を楽しむと、自分を大事にしてるって感じがしますよね。

プチプラでも高級化粧品でも、いろいろ試して自分に合う化粧品を見つけてもらえると嬉しいです。

では、また。

ABOUT ME
まっこり
はじめまして。まっこりです。 エステティシャン歴12年。 息子(4歳)、娘(2歳)をもつアラフォーワ―ママ。 【自己紹介】 大学卒業→販売の仕事→27歳:AJESTHE認定エステティシャン・AEAJアロマセラピスト資格取得→29歳:エステ業界へ転職→2つのサロンでフェイシャル・痩身・脱毛を経験【施術10000人以上】→41歳:独立 【興味あること】 健康、美容、情報収集、読書 【好きな言葉】 なんとかなる