夜のお菓子がやめられないのはなぜ?無理なくお菓子を減らす6つの方法

悩めるママ

夜、子供が寝てから甘いものを食べちゃう。

太るからやめたいんだけどやめられない。

こんなお悩みにおこたえします。

まっこり

わたしはエステティシャン12年。

5000人以上のダイエット相談をうけた経験があります。

夕食後に甘いものを食べるとほっとしますよね。でも、太ったり血糖値やニキビなど、美容面や健康面で心配になることも。

今回の記事【夜のお菓子がやめられないのはなぜ?無理なくお菓子を減らす6つの方法】を実践すると、夜に食べるお菓子の量が減って痩せられるうえに、もう罪悪感にも悩まされなくなりますよ。

なぜならこの方法は、実際にエステサロンでお客様に試してもらって効果があったからです。

記事前半では「夜のお菓子がやめられない原因」について、後半では「無理なくお菓子を減らす6つの方法」をご紹介しますね。

夜のお菓子がやめられない原因

「夜のお菓子をやめたいと思ってもやめられない!」という原因は、精神的な病気を除き4つ考えられます。

  • 疲れが溜まっている
  • 習慣になっている
  • 炭水化物の取りすぎ
  • 睡眠不足

1つずつ説明しますね。

疲れが溜まっている

よくある原因の1つが疲れが溜まっていること。ここでいう疲れとは「脳の疲れ」です。

甘いお菓子を食べると、脳から気持ちよさや幸福感を引き起こす物質が出て、疲れを緩和してくれる仕組みがあるからなんですね。

さらに夜って「仕事や家事におわれる1日がやっと終わった!」と感じませんか?

その気の緩みから「あー甘い物でも食べようかな〜」なんて思ってしまうんですね。

だからこそ、夜に疲れのピークを感じる脳は快楽を求めるために、甘い物が食べたい信号を強く出してしまうんです。

習慣になっている

つぎに、夜にお菓子を食べることが習慣になっていることです。

きっかけは脳の疲れからかもしれませんが、毎日続くと「夜=お菓子を食べる」が脳に刷り込まれていくんですね。

さらにお菓子に使われている白砂糖には中毒性があります。海外では脳にも影響を与えるとして、白砂糖に対して厳しい基準があるぐらい。

アメリカ心臓協会(AHA)では、1日の砂糖の摂取量を【女性:25g以内、男性:36g以内】としている。

甘いものを食べることでの快感と習慣化のダブルで夜のお菓子がやめられなくなるんですね。

大人だけでなく子供のお菓子の食べすぎにも気をつけよう!

子供もお菓子を食べることは習慣化してしまいます。

炭水化物のとりすぎ

炭水化物のとりすぎも夜に甘いものを食べてしまう原因に。

なぜなら夕食にご飯や麺などの炭水化物をたくさん食べると、血糖値が急激に上がって下がるので、後からまた甘いものが欲しくなるからです。

お客様Aさんを例に。昼食は12時、夕食は19時。夕食は子供もいるためがっつりカレーやパスタ、餃子などの食事が多いそう。でも全然満腹感を感じず、食後にチョコ菓子を毎日食べられていました。

Aさんのように炭水化物を食べすぎていたり、食事と食事の間が空きすぎる場合も血糖値に大きく影響するんですね。

このように夜お菓子が欲しくなる人は、夕食に炭水化物の割合が多い可能性が考えられます。

睡眠不足

意外かもしれませんが、睡眠不足もお菓子を欲する原因になります。

どういうことかというと、睡眠不足になると食欲を抑えるホルモン分泌が減って、食欲を高めるホルモン分泌が増えるため食欲がアップするんですね。まさに脳が酔っ払った状態。

お酒を飲む人は経験あるかもしれませんが、酔ってるときって何かしら食べたくなりません?気づいたらめっちゃお菓子食べてた!みたいな。

なので睡眠不足状態で夜を過ごすと、「なにか食べろー食べろー」と脳から司令がきて、自制がきかずお菓子に手がのびてしまうんです。

無理なく夜のお菓子を減らす6つの方法

とはいえ、いきなり「お菓子絶対禁止!」は辛すぎるはずなので、 無理なく夜のお菓子を減らす6つの方法をご紹介したいと思います。

誰でも簡単にできるのでご安心を。

  1. 代わりのものを取り入れてみる
  2. 夕食の内容・食べ方を見直す
  3. 睡眠をしっかりとる
  4. 歯みがきをする
  5. 湯船に浸かる
  6. お菓子の裏の表示をみてみる

代わりのものを取り入れてみる

毎日夜に食べているお菓子の量を減らして、代わりのものを取り入れてみるのがおすすめです。

わたしがいつもおすすめするのが、ナッツ・スルメ・おしゃぶり昆布。チョコ系ならダークチョコですかね。

空腹感も満たせるし、ナッツに含まれる脂肪分は美容効果バッチリ。スルメや昆布はしっかりアゴを使ってたるみ予防にもなるんですよ。

また女性特有のPMSでも甘いものがほしくなったりします。ホルモンバランスが一気に変わるからなんですね。

そんなときは、女性ホルモンに似た成分「イソフラボン」を多く含む大豆を使った甘いお菓子や枝豆がおすすめ。またはドライフルーツや生フルーツなど自然のスイーツを少し食べるのもいいですね。

こんな感じで、お菓子を体にいい食べ物で代用するという方法は、無理なく続けられますよ。

夕食の内容や食べ方を見直す

夕食の内容や食べ方を見直すことも効果的。

これは食後の血糖値を緩やかにすることで、空腹を感じにくくするためです。

食べ方の3つのポイント
  • 野菜・汁物⇒タンパク質のおかず⇒炭水化物の順で食べる
  • 炭水化物は半分量で野菜やおかずを増やす
  • 最低20回はかんで食べる

この3つのポイントに気をつけることで、食後の血糖値が緩やかになり、夜のお菓子に手がのびにくくなります。

ちなみにサロンのお客様に聞いたところ、食べる順番はすぐにできた人が多かったですよ。

睡眠をしっかりとる

睡眠をしっかりとることも大事です。

甘いものが食べたいというのは脳の疲れも影響していて、睡眠で回復させることができるからなんですね。

もしあまりにも疲労感があって、甘いものが欲しいときは昼寝をしてみるのも効果的。

睡眠がしっかり取れれば脳が元気になって、ストレスにも強くなり、夜のお菓子も不要に。さらに痩せて肌もキレイになって最高じゃないですか!

もう寝るしかないですね。

https://maccoripro.com/how-to-sleep-beautifully

歯みがきをする

夕食後にすぐ歯みがきをするという方法。

食後に歯みがきをして口の中がさわやかになることと、「食べたらまた磨かないとなぁ」と感じて、お菓子を食べようという気持ちが薄れるからです。

夫がいつもやっているのでわたしも試したんですが、確かに何かを食べようという気持ちははなくなりますね。ちなみに強力な清涼感があるリステリンを使用しました。

地味ですがわりとおすすめ。

湯船に浸かる

湯船に浸かることで食欲を抑えることができます。

食前なら空腹感を抑えられ、食後なら睡眠にむけて体が準備をしていく作用があるため。

ほかにも1日の疲れを癒やしてくれ、ストレス発散効果も期待できますよ。

時間がない人もいるかもしれませんが、夜のお菓子を減らせると思って湯船につかってみてはどうでしょう。

お菓子の裏の表示をみてみる

お菓子を買いに行ったときや食べる前にお菓子の裏の表示をみてみること。この習慣をつけるとお菓子を減らせるようになります。

なぜかというと、お菓子の裏の「カロリー」表記を見ることで食べたい気持ちが一気にしぼむからなんですね。自分が食べているお菓子のカロリーを気にしている人ってわりと少ないんです。

例えばお客様のHさん。毎日寝る前に某バニラアイスを食べていました。アイスのカロリーを知っているか聞いたところ、「150kcalぐらい?」と言われたんですね。

でも実はそのアイス、320kcalだったんですね。Hさんはすごくショックだったようで、「もうアイスやめる!今日からやめる!」と言われてました。

そもそもお菓子を買わないことがベストなんですが、買う前や食べる前にカロリー表示をみることで踏みとどまることができますよ。

夜のお菓子がやめられないときの注意点

結論から言うと、人工甘味料を摂りすぎないことです。

人工甘味料のこわいところが、血糖値が上がらないこと。そのため、甘いものがもっとほしくなるという悪循環になってしまいます。

例えば、「糖質0」「カロリー0」などのお菓子。夜にお菓子を食べると太るから心配だけど、カロリー0ならいくら食べても安心って思っている人もいるんですね。

私たちがふだん食べているお菓子には、人工甘味料が入っているものがたくさんあります。

「カロリーも糖質もないからたくさん食べても大丈夫!」ではなく、人工甘味料の摂りすぎは結果的に太りやすくなるので、摂りすぎには気をつけましょう。

無理なく夜のお菓子を減らして、健康でキレイになろう

お菓子は食べ過ぎなければ、うまくストレスを緩和してくれたり、エネルギーになってくれたりします。

とはいえ、美容や健康のためにも夜のお菓子は減らしていきたいですよね。

最後にもう一度まとめます。

  1. 代わりのものを取り入れてみる
  2. 夕食の内容・食べ方を見直す
  3. 睡眠をしっかりとる
  4. 歯みがきをする
  5. 湯船に浸かる
  6. お菓子の裏の表示をみてみる

できそうなことからやってみてください。確実に夜のお菓子を食べる頻度は減っていきますよ。

この記事が夜のお菓子がやめられない人のお役にたてれば嬉しいです。

では、また。

ABOUT ME
まっこり
はじめまして。まっこりです。 エステティシャン歴12年。 息子(4歳)、娘(2歳)をもつアラフォーワ―ママ。 【自己紹介】 大学卒業→販売の仕事→27歳:AJESTHE認定エステティシャン・AEAJアロマセラピスト資格取得→29歳:エステ業界へ転職→2つのサロンでフェイシャル・痩身・脱毛を経験【施術10000人以上】→41歳:独立 【興味あること】 健康、美容、情報収集、読書 【好きな言葉】 なんとかなる