日焼け対策に効果的な食べ物ってあるの?
化粧品以外のUV対策ってある?
こんな疑問におこたえします!
わたしはエステティシャン歴12年です。
栄養学も学んでます。
紫外線が肌に悪いことはわかっていて、日焼け止めやスキンケアをやっている人は多いですよね。
それでも紫外線は防ぎきれないので、外からの防御だけでなく、内側からのケアも必要になります。
そこで今回ご紹介する「日焼け対策に効果的な食べ物5つ」を読むと、体の内側からの紫外線対策ができるようになり、5年後、10年後もシミやシワの少ない若々しいお肌になりますよ。
記事前半では、「食べ物での日焼け対策が必要な理由」について、後半では「日焼け対策に効果的な食べ物5つ」を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
食べ物での日焼け対策が必要な理由
「肌の老化」と聞いてイメージするのが、加齢だと思います。でも実は加齢以上に肌老化を進めるのが、「紫外線」なんですね。
肌の老化が進むと、シミやしわ・たるみなど
目に見えてくるよ。
紫外線を防ぐことは今や美容知識として当たり前になっていて、ほとんどの人が日焼け止めや帽子などでカバーしてますよね。
ただ、日焼け止めも使い方や選び方を間違えると肌への負担になるし、紫外線をうまく防ぐことができないんです。
そこで外から防ぐ日焼け止めに加えて、食べ物での日焼け対策が必要になってくるんですね。
わたしたちの肌は食べ物からできてるよ。
年中意識すれば、紫外線ダメージをかなり防げます!
日焼け対策に効果的な食べ物5つ
これからご紹介する日焼け対策に効果的な食べ物5つは、紫外線による肌細胞ダメージの回復を助けてくれるものです。
わたし自身5年以上日焼け対策食材を食べてきて、40代の今でもシワやたるみが出ていないので効果があると思っています。
- トマト
- ブロッコリー
- ダークチョコレート
- アボカド
- ブルーベリー
1つずつ解説していきますね。
トマト
トマトは「食べる日焼け止め」と言われる食べ物の1つ。
トマトに含まれる「リコピン」は抗酸化作用があり、紫外線で作られる老化物質「活性酸素」を取り除いてくれます。
●抗酸化作用…活性酸素の発生や働きを押さえて、取り除くこと。
●活性酸素…体を酸化させる(サビさせる)強い酸素。体に必要だけど、多すぎると害になる。
この活性酸素がシミやソバカスの原因になるんですね。
トマトが苦手な人は、スイカや柿、金時人時、
ピンクグレープフルーツにも含まれてるよ。
でも最強なのはトマトだよ!
【効果的なトマトの食べ方】
- 赤いトマトを食べる(リコピンが多い)
- 加熱したほうがリコピンの吸収UP
- 紫外線ダメージを受けた後に食べる(夕食が◎)
ブロッコリー
ブロッコリーも紫外線ダメージを回復してくれる超優秀食材。
特徴は、肌を元気にするビタミンA・C・E(エース)と言われる栄養素がすべて入っていること。ビタミンCはレモンの2倍!
- ビタミンA…皮膚や粘膜を守る。代謝をよくする。抗酸化作用。
- ビタミンC…抗酸化作用。シミやしみの元になるメラニン生成を防ぐ。コラーゲンの修復。
- ビタミンE…抗酸化作用。肌のハリ、潤いを保つ。
ほかにも肌のターンオーバーを活発にするビタミンB2やB6も含まれてますよ。複数のビタミンがうまく働くことで、高い抗酸化力を発揮してくれるんです。
わたしは5年くらいブロッコリースーパースプラウトを
週2回食べてます。高濃度のスルフォラファン含有。
ちなみに、うちの子供たちはトマトが苦手ですがブロッコリーは大好きなので、毎日食べています。子供の日焼け対策にもなりますね。
ダークチョコレート
ダークチョコレートには高カカオポリフェノールが含まれていて、強い抗酸化作用があります。
高カカオポリフェノールを6ヶ月摂ったところ、紫外線での赤みが出るまでの時間が長くなって、紫外線への防御力が高まったという研究結果もあるようですね。
わたしはダークチョコの紫外線対策効果を知ってから、
カカオ95%チョコを3年ほど毎朝食べてますよ。
苦いのが苦手ならカカオ70%くらいから試したほうがいいかも。長く続けることが大事。
食感を楽しみたいなら「カカオニブ」もおすすめ。ヨーグルトに入れて食べたりしてます。
アボカド
アドカドも「食べる日焼け止め」と言われる食べ物の1つです。
「森のバター」で知られていますが、なんといっても高い栄養価が特徴。
肌代謝や健康維持に必要なビタミンB、抗酸化に必要なビタミンA・C・Eなど。中でも「若返りのビタミン」と言われるビタミンEが豊富に含まれているんです。
さらに「ルチン」という紫外線を防いでくれる成分も。植物が紫外線から身を守るために作った防御物質で、高い抗酸化力と紫外線防御力があります。
ほかにも肌に嬉しいコエンザイムQ10、不飽和脂肪酸など豊富な栄養が一度に摂れる素晴らしい食べ物なんですよ。
手に入りやすい天然のサプリ。
1日に半分食べればOK。
ブルーベリー
日焼け対策におすすめな食べ物がブルーベリー。ブルーベリーは野菜や果物のなかで、抗酸化物質の含有量がトップクラスに入る食べ物なんです。
ブルーベリーに含まれるポリフェノールの一種「アントシアニン」や「フラボノイド」が紫外線での活性酸素を除去してくれるんですね。
ほかにもビタミンEやビタミンCも豊富なので、紫外線を体の中からしっかり防いでくれます。
日本ではあまりブルーベリーを食べる習慣がないかもしれませんが、ぜひ毎日とり入れて欲しい食べ物です。
ブルーベリーは冷凍すると抗酸化物質の効果が高まります。
わたしは毎朝ヨーグルトに入れて食べてるよ。
息子は朝晩食べてます(どっちかにしろよ。。)
日焼け対策で注意したい食べ物【ホントのところ】
日焼け対策で注意したい食べ物の成分として「ソラレン」というものが指摘されているようです。グレープフルーツなどの柑橘系に多く含まれてます。
ソラレンを含む食べ物を食べて日光に当たると、紫外線に反応して日焼けしやすくなったり、シミや色素沈着の原因になってしまうというもの。
アロマオイルでは「光毒性」といって、柑橘系のアロマオイルが肌についた状態で紫外線に当たると、皮膚にダメージを与えるというものはあるんです。でも食べる物でなるって美容の現場では聞いたことがないんですよね。
実際にわたしも朝にソラレンを含むキウイやブロッコリーを食べてますけど、とくに変化は感じてません。
気になって調べてみたんですが、駒沢女子大学の健康栄養学科の記事が参考になったので、リンクを貼っておきますね。
「果物や野菜に含まれるソラレンの量はどのくらい?」にお答えします
まとめると、「気にしなくていい」ってことですね。
食べ物で体の中からも日焼け対策をしていこう!
紫外線をしっかり防ぐためには、日焼け止めだけでなく、食べ物から栄養をとる必要があるんですね。
今回ご紹介した日焼け対策に効果的な食べ物は、「あーそうなんだ。」って思うくらい身近な食材だったと思います。
最後にもう一度おさらいしておきましょう。
- トマト
- ブロッコリー
- ダークチョコレート
- アボカド
- ブルーベリー
これらの食べ物は紫外線対策だけでなく、ほかの美容効果も抜群なので、ぜひ毎日の食生活にとり入れてみてくださいね。
体の中からも日焼け対策をして、キレイな肌になりたい人の参考になれば嬉しいです。
では、また。