・とにかく忙しくて、毎日時間に追われてる
・イライラして人にあたってしまう
・将来の心配ばかりしてしまう
こんなお悩み、誰にでも少なからずあると思います。
わたしは2児を持つワーママ。
実はわたしも同じでして、「いつも時間がない!」が口ぐせでイライラすることが多くなってきたんですよ。
わたしたちワーママはどうして毎日こんなに忙しく、イライラしたりモヤモヤするのでしょうか?
それで、よくよく考えてみると「時間」という答えに行きついたんですね。
そしてある本が、わたしの時間に対する考え方を大きく変えるきっかけをくれました。
それから、気持ちがけっこう楽になっていったんですよ。
そこで今回はわたしが影響を受けた、「時間への考え方が変わる!忙しい人におすすめの本3選」をご紹介します。
時間への考え方が変わる!忙しい人におすすめの本3選
わたしの時間から追われるストレスやイライラを解消してくれた本は3冊あります。
- 「自分の時間を取り戻そう」ちきりん
- 「モモ」ミヒャエル・エンデ
- 「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン
1つずつ解説していきますね。
「自分の時間を取り戻そう」ちきりん
ちきりんさんの本は何冊か読んでいますが、その中でもこの本は今の自分にグサッとささりました。
わたしのようなワーママは、とにかく毎日忙しいという人が多いと思います。
朝も子供たちに「早くして!」と怒ってしまい「またやってしまった。。」と自己嫌悪。
仕事も自分のやりたいことができずイライラ。
本書では、こんな多忙な生活から脱出する方法を考えることと、多忙を引きおこす社会の変化の本質について考えることに焦点があてられています。
最初に登場する4人の生活を客観的に見ていくことで、何が問題なのか、解決の糸口や社会の大きな変化がよりわかりやすく説明されています。
中でもいちばんささったのが、「時間こそが希少資源」という言葉。
「この希少資源、わたしの時間って何に消えてるんだろう?」
仕事?子育て?家事?
お金は預金残高などで確認できるけど、時間は何にどのくらい使っているのか把握できてないですよね?
そこで、自分の1日の時間が何にどのくらい使われているのかと、生産性について考えてみました。
- 仕事:職場まで遠い(車で往復1時間)勤務時間がバラバラ(3~6時間)。仕事は同じことのくり返しでやりがいがない。
- 子育て:保育園をのぞく6時間は一緒。習い事をさせたいけど、送迎する時間がない。
- 家事:夕食作りだけ約1時間。ほかの家事は夫。買い物時間(1週間で約120分)
- 睡眠:8時間は必須
ざっくりですが、見えてくることがありました。
まず、買い物時間の短縮から見直し。
コープの宅配を利用することで、1週間分の食材を購入することに。
スーパーより少し割高ですが、余計なものを買う頻度がグッと減ったので、結果的には食費も浮いてるのかなって感じます。
あと、大量の荷物を持たなくていいのも嬉しい。
日用品はAmazonを使うようにしてますね。
普段よく使うオムツや洗剤、調味料類は定期購入してるので、買い忘れも防げます。
実際にやってみると、1週間で120〜150分の時間を作れるようになりました!
次に仕事ですね。
もう10年になるけど、いまさら生産性をあげても自分の仕事が増えるだけで終わりが見えない。
そう、ここを変えればいいんだ!
うちは保育園問題があってすぐにはやめれませんが、働き方を変えることで、自分だけじゃなく家族の時間の使い方も変わってくるかなって。
あとは、休む時間もちゃんと取りたいと思いました。
少し時間ができて「映画みたいなぁ。」「昼寝したいなぁ」って思っても、もったいなくてつい他の用事をしてしまうんですよね。
ワーママあるあるです。
でも、それって今やる必要ありますか?
逆に好きなことしてストレス発散したほうがイライラも減るし、生産性が上がるんです。
全部やろうとせず、やらないことを決めて最優先のことだけをやる!
これからは、そんなスタンスでいこうと思いました。
というわけで、「自分の時間を取り戻そう」は「何度も読み返したい。」「自分の生き方も考えさせられる。」そんな1冊です。
ちなみに、最初はAmazonオーディブルというオーディオブックで聞いてましたが、文中にでてくる添付資料もじっくり見たかったので書籍も購入。
個人的にちきりんさんの本は、書籍で読むほうがわかりやすい気がします。
「モモ」ミヒャエル・エンデ
有名な児童書ですね。
わたしは今まで読んだことはありませんでしたが、オーディオブックで寝るときに聞いてました。
内容が深くて、「ほんとに児童書?」って感じましたね。
本書からは、時間とは何か、その大切さを教えてもらいました。
内容をざっくりいうと、主人公のモモが時間泥棒に奪われた、親友や町のみんなの時間を取り戻すというお話。
かなりざっくりです。
詳しい内容を掘り下げるのはまた別の機会に。
今回はわたしが時間について、モモから学んだことをご紹介します。
結論からいうと、わたし自身も時間泥棒に時間を奪われた一人だと気づかされました。
いつも忙しく、時間に追われ今を生きていない。
「いつも何かに追われている。」「いつも何かに不安を抱えながら過ごしてる。」
でもその正体こそ、時間泥棒なのかもしれません。
忙しいとは「心を亡くす」と書きます。
心を亡くしかけている自分に、時間とは何かを教えてくれました。
時間はためることのできないもの、聞きもしない音楽のように、当たり前にそこにある。
意識しないと気づかない、有限で何より大事なもの。
「モモ」は時間への意識を上げてくれた1冊です。
物語の中では、時間を管理するマイスター・ホラや時空を超えるカシオペイアの存在は神秘的で、モモが時間泥棒と戦う場面はドキドキしたり。
ストーリーもかなり引き込まれました!
音声で聴いたほうが臨場感があって楽しめましたよ。
ナレーションは『名探偵コナン』などのプロ声優、高山みなみさんだし。
Amazonオーディブルについて詳しく知りたい人はこちらの記事でどうぞ。
「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン
本書は日韓で40万冊売れたそうで、「タイトルが面白いな。」と思って読んでみました。
この本で言いたいことは、他人の目を気にせず、自分らしく、頑張らずに生きようってことだと思います。
すごく読みやすくておもしろく、共感する部分も多かったですよ。
その中でも、ハッとさせられたこと。
「何もしない」は、究極の贅沢
何もしない時間なんてここ数年振り返ってみたけど、全くないな。
この文を読んで、わたしの中で「止まってはいけない」「時間が足りなくなる」という焦りがいつもどこかにあると気づかされました。
何もしない時間というのは、ただじっとしていることじゃなくて、考え事や心配事もおいといて何も考えず、心からリラックスできる時間なのかなと。
「今こそ自分のための時間が必要だ!」と気づかされた1冊。
いつも感じている焦りや不安の気持ちが、ふっと軽くなります。
ちなみに本の内容をしっかり覚えて活かしたい人は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
忙しい毎日だからこそ、自分の時間を大事にしよう!
今回は「時間への考え方が変わる!忙しい人におすすめの本3選」をご紹介しました。
忙しい毎日だからこそ、もっと自分の時間を大事にしたいですね。
そんな時間意識を高めてくれる本をもう一度おさらい。
- 「自分の時間を取り戻そう」ちきりん
- 「モモ」ミヒャエル・エンデ
- 「あやうく一生懸命生きるところだった」ハ・ワン
いつも忙しくてモヤモヤしている人に、ぜひ読んでもらいたいです。
わたしに時間の大切さを教えてくれた3冊。
毎日をこなすのに精一杯な人に、一度立ち止まって「今」を考えてもらえるきっかけになれば嬉しいかぎりです。
では、また。