・子供が何かするとき、いちいち心配してしまう。
・物事を悪い方に考えてしまう。
・不安な気持ちから開放されたい。
こんなお悩みを解決します!
わたしはエステティシャン歴12年で、たくさんの人の悩みを聞いています。そしてわたし自身もかなりの心配性。
ある研究によると、心配事の85%以上は起こらないと言われていて、さらに心配事が起こったとしても75%は解決できるそうです。
それでもわたしたちはいつも何かしら心配して、マイナスに物事を考え、心が落ち着かない。
今回の記事「心配性でマイナス思考な自分に疲れたときの対処法」がわかると、もっと毎日を楽しく、活動的に過ごせるようになりますよ。
なぜなら、心配性のわたし自身も実践していて、考え方が少しずつ変わってきているからです。
記事前半では「心配性やマイナス思考の原因」について、後半では「心配性でマイナス思考な自分に疲れたときの対処法」について解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
心配性やマイナス思考はダメなの?
結論からいうと、心配性でもマイナス思考でもダメではないです。
心配するということは、リスクに備える力とも言えますよね。
ただ問題になってくるのが、心配しすぎて不安が大きくなってしまうことなんです。
「いつも何かが気になる」「漠然とした不安をいつも感じる」「今を楽しめない」などの状態になるとまずいなってこと。
心配性やマイナス思考の原因って?
心配性やマイナス思考の原因を4つあげていきます。
- よくわからないことに耐えられない
- ネガティブな気分になりやすい
- ぐるぐる思考
- 完璧主義
よくわからないことに耐えられない
自分が知らないこと、未知なる物事に対して「こわい」「あぶない」と思ってしまうことが原因の1つ。
こういう反応が心配や不安の感情をあおるからなんですね。
わたしの場合、スマホ決済になかなか踏み切れませんでした。「仕組みがわからない」「スマホ落としたらどうする?」「ハッキングされたら?」とかいろいろ考えてしまったから。
でも実際に使ったら「すごい便利じゃん!」ってなりました。
こんな感じで知らないことに対して危険ばかり感じていると、いつも心配事が絶えないんですね。
ネガティブな気分になりやすい
心配性でマイナス思考の人は、ネガティブな気分になりやすいです。
心配性の人は分析力やリスク管理能力が高いのはメリットですが、行き過ぎるとネガティブ沼にはまってしまうんですね。
子供が公園で遊ぶときを例に。「落ちたら危ない!」「まだその遊びはできない!」って思ってたら親自身も心が落ち着かないし、子供も新しいことができなくなりますよね。
確かに安全安心ではあるんですが、いつも「なにかあったらどうしよう」「もっといいやり方があるはず」なんて思っていると、行動できなくなってしまいます。
ぐるぐる思考
いつも何かを気にしている人は、マイナスな出来事に対して何度も考えるクセがあります。
そういうときって、だいたいネガティブな感情になっているので、考えれば考えるほど、気持ちが落ち込んでくるんですね。
例えば、Aさんに挨拶して無視されたとき、「何か気に触ることした?」と気になって、あれこれずっと悩んでしまうみたいな。悪い方へどんどん妄想がふくらみます。
解決策に向かって考えるのはいいんですけど、ただ考えをめぐらせるだけというのが問題。
こういう傾向がある人は、ニュースやSNSにも注意が必要です。
完璧主義
心配しすぎる人は完璧主義な傾向にあります。
「失敗したくない」「リスクを避けたい」という気持ちが大きすぎるからなんですね。その奥には自信のなさもあるかもしれません。
わたしもわりと完璧主義気味でして、1つの物事に対して何個も何個も問題を見つけてしまうクセがあるから、なかなか行動に移せなかったんですよね。
本人は行動するために問題解決をしてるつもりなんですが、安心感が欲しいだけ。ってわたし自身気づきました。
完璧主義の問題は、行動しないこと。
「心配性」と「マイナス思考」の違い
「心配性」と「マイナス思考」は似ているようで、実は違うんです。
◎心配性…いろいろな事に気づいて心配しがちになる性格
◎マイナス思考…物事を悪い方へとらえる思考
心配性でプラス思考の人なら、出かけるときに「子供が遊んでいてケガをするかもしれない。ばんそうこうは持っていこう。もしものときに備えて、いちばん近い病院も調べとこう。」みたいな感じ。
というわけで、心配性な人がみんなマイナス思考というわけではないんですよ。
こういった性格や思考のクセは育った環境の影響も大きいと思いますが、変えることができるんです。
心配性でマイナス思考な自分に疲れたときの対処法
仕事や子育てでいつも疲れているという人は、何か心配や不安があることも原因の1つではないでしょうか?
そこで、心配性でマイナス思考な自分に疲れたときの対処法を4つご紹介。これはわたしがやっている方法でもあります。
- 心配や不安があると認める
- 今に集中する
- 香りを楽しむ
- 行動する
1つずつ解説していきますね。
心配や不安があると認める
まず「自分には心配や不安がある」と認めること。
心配や不安って、頭の中にあるもので実際の目には見えないので、それを見える化します。
やり方は簡単で、紙に自分の心配や不安を書けるだけ書き出すだけ。そしてそれをただ眺める。
「わたしには〇〇という心配がある。」みたいに声にだすのもいいですね。
こうすることで、心配を客観的にとらえることができて、気分が軽くなるんです。
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今に集中する
心配性でマイナス思考で疲れたら、今に集中する。
ネガティブなことをずっとグルグル考えてしまうから頭がつかれるんです。逆に楽しいことなら全然疲れませんよね。
今に集中するとは、ずばり「呼吸法」です。
- リラックスできる体勢に
- 鼻からゆっくり息を吸う(お腹に空気をためる)
- 口からゆっくり息を吐く(お腹をしぼめる)
最初は1分でもOK。ポイントは呼吸に意識をむけること。
(鼻に空気が入ってるな。口から息がでてるな。)みたいに。他のことを考えだしたら、意識を呼吸に戻します。
わたしも最初はなかなか難しかったですけど、呼吸に意識が向き出すと、他のことを考えなくてすむので、頭も気分もスッキリしてきますよ。
香りを楽しむ
心配事で気分が落ち込んでしまうときは、香りを楽しむのもおすすめです。
心地いい香りに意識が向いていると、ネガティブなことも考えにくいんですよね。
わたしはアロマセラピストでもあるので、自分自身のメンタルケアにアロマを使うこともあります。
香りは人それぞれ好みがありますが、ここでは気分転換に効果的なアロマをご紹介しておきます。
- スイートマージョラム
- ゼラニウム
- ティーツリー
- ベルガモット
- レモン
アロマディフューザーを使うと香りが広がりやすいですよ。
アロマディフューザーが使えない人は、ティッシュやお湯を入れたカップにアロマを数滴たらして楽しんでみてはいかがでしょう。
行動する
心配してしまうなら、心配をカバーする行動をしてみましょう。
考え方って意思の力で変えるのは難しいんですけど、人は行動することで考え方を変えられるからです。
もし将来のお金のことが不安でいっぱいなら、まずお金の勉強をしてみるとか。
そうすることで、つみたてNISAやイデコを始めたり、もっと具体的な行動に移れるようになるかもしれませんよ。
とはいえ、それでも難しいなと思う人は、ぜひ元気になれる言葉に触れてみてください。
心配性でマイナス思考な自分を楽にしてあげよう
まずは自分がいつもどんなことを考えているのかに気づくことが大事だと思います。
心配性でマイナス思考な人には、必ずはまってしまう思考パターンがあるはず。
最後に、もう一度まとめますね。
- 心配や不安があると認める
- 今に集中する
- 香りを楽しむ
- 行動する
少しずつでいいので、ぜひ行動してみてください。そうすれば、必ず考え方は変わってきます。
心配性でマイナス思考な自分をもっと楽にしてあげてくださいね。
では、また。