・朝起きるのがしんどい。
・早く寝てるのに朝全然起きれない。
・二度寝して朝時間がなくなる。
今回はこんなお悩みを解決できる記事になっています。
この記事で紹介する「朝が苦手を克服!朝スッキリ起きるための7つの方法」を実践すれば、今よりもっと朝がスッキリ起きれるようになりますよ!
なぜなら実際にわたしもこの方法をやってみて、朝スッキリ起きられる回数が増えたからです。
わたしはエステティシャン13年で、10000人以上の生活習慣アドバイスをしています。なぜなら、睡眠も美容と深い関係があるので。
記事前半では「朝がスッキリ起きれない原因」について、後半では「朝スッキリ起きるための7つの方法」を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
朝がスッキリ起きれない原因
お客様からも「朝が起きるのがつらくて。どうしたらいいですか?」という質問をうけることがあります。
わたしたちはなぜ、朝スッキリ起きることができないのでしょう?
その原因は大きくわけて2つあると思います。
①睡眠不足がたまっている
朝起きれない原因の1つは、睡眠不足がたまっていることが考えられます。「睡眠負債」とも言われてますが、あなたは知っていますか?
睡眠負債は、William C. Dement 教授により提唱された言葉で、日々の睡眠不足が借金のように積み重なり、心身に悪影響を及ぼすおそれのある状態である。 わずかな睡眠不足が積み重なり「債務超過」の状態に陥ると、生活や仕事の質が低下するだけでなく、うつ病、がん、認知症などの疾病に繋がるおそれがあるとされる。
ウィキペディアより引用
例えばたった1時間の睡眠不足でも、毎日続くと借金のようにふくれあがり、大きな負担になってしまうんですね。
とくに子育て世代は時間がたりないから、睡眠時間を犠牲にしやすいので要注意。
しかもこの睡眠負債は寝溜めをしても回復できない。「週末にしっかり寝ればいいや。」と思うのは間違いです。
睡眠自体の見直しが必要になってくるんですね。
②睡眠の質が悪い
朝スッキリ起きれるかどうかは、睡眠の質も大きく関係します。
ただたくさん寝ればいいってものでもなく、睡眠の質を上げることがポイント。
睡眠の質が悪くなってしまう原因はいくつかあります。
- ストレスが多い・疲れすぎている
- カフェインの摂りすぎ
- 寝る前の飲酒・食事
1つずつ説明していきますね。
ストレスが多い・疲れすぎている
ストレスや疲労は「自律神経」や「ホルモン」のバランスに影響を与えます。
ストレスが多い毎日だと頭は興奮状態、夜になってもリラックスするはずの神経にうまく切り替えれず、自律神経のバランスが乱れてしまうんですね。
また緊張して疲れた状態も、睡眠にとって必要なホルモン分泌が減ってしまいます。
なので、「夜になっても頭がさえて眠れない」「眠りが浅い」など、睡眠の質が悪くなってしまうんです。
カフェインの摂りすぎ
カフェインの摂りすぎも興奮作用が強いので、睡眠の質が下がります。
海外の実験でも、就寝前にカフェインをとると睡眠サイクルが崩れ、寝不足を引き起こすという結果がでているようですね。しかも6時間もその効果は持続するそう。
カフェインはわたしたちが思っている以上に、強い覚せい作用があるので気をつけましょう。
寝る前の飲酒・食事
寝る前にお酒を飲んだり、食べたりすると眠りの質が落ちます。
なぜならずっと内蔵が働き続けて休めないから。
睡眠は細胞を修復したり、脳の記憶を整理したり、内蔵を休ませるなど、わたしたちの体にとって大事な役割をはたしています。
なのに、ずっと内蔵が動くということは24時間休みなしってことになりますよね。
これでは体の疲れはとれず、朝しんどくて起きれないのは当然。
心当たりがある人は、睡眠の質を落としている原因をなくすことも必要ですね。
朝スッキリ起きるための7つの方法
朝スッキリ起きるためには、7つの方法があります。他にも方法はあるんですけど、美容面でも効果的なものをご紹介しますね。
- スマホは寝る2時間前まで見ない
- 適度な運動をする
- 15時以降はカフェインを摂らない
- 疲れたら昼寝をする
- 寝る90分前にお風呂にゆっくりと入る
- 寝る前の3時間は食べたり、お酒を飲んだりしない
- お腹や首を温める
では1つずつ解説していきます。
スマホは寝る2時間前まで見ない
寝る直前にスマホをみると、ブルーライトの明るさが睡眠に悪影響を与えます。
さらにブルーライトを長時間浴びると、紫外線以上に肌細胞を傷つけることもわかっているんですね。
つまり、寝る前のスマホは「寝不足×肌ダメージ」で肌にとってもデメリットでしかないんです。
朝もスッキリ起きれないし、お肌もボロボロってつらすぎる。
寝る前2時間はスマホを見ないようにしましょうね。
適度な運動をする
運動と睡眠は関係ないように思えますが、実は関係があるんです。
運動すると深い眠りを促す効果があります。体を適度に動かした日って、心地よい疲れを感じませんか?
子供を見てるととくに感じますね。ぐっすり寝てます。
深い睡眠はストレス・疲労から回復させてくれるので、朝もスッキリ起きられるようになるわけです。
ついでに代謝もあがるので、美肌効果やダイエットにも効果的。
15時以降はカフェインを摂らない
睡眠の質が悪くなる原因に、カフェインの摂りすぎがあると言いましたよね。
コーヒー1杯のカフェインの効果は6時間くらい続くので、15時以降は飲まないことがおすすめです。
他にもエナジードリンクや紅茶などにもカフェインは多く含まれてますよ。
コーヒーだと1日2杯くらいまでに。
でも、「コーヒーが大好き!」という人も多いです。飲めないとストレスにもなるはず。
15時以降はカフェインレスのコーヒーに変えるいうのもいいかもしれませんね。
わたしもよく飲んでますよ。
疲れたら昼寝をする
疲れすぎも睡眠の質が落ちる原因なので、疲れを感じたら昼寝をすると、夜もよく寝れるようになります。
15〜20分程度の昼寝をすると体と頭がすごくスッキリしますよ。時間帯は12〜15時の間で。
長く寝たり、それ以外の時間に寝ると夜に寝れなくなるので注意してくださいね。
難しい人は、5分だけ目を閉じるのもおすすめ。
週末の寝溜めはそれほど効果がないので、「もっと疲れをとりたい!」 という人は昼寝をやってみてください。
昼寝後は作業効率が上がって、仕事や家事も「疲れた。」と思わず、テキパキこなせますよ。
寝る90分前にお風呂にゆっくりと入る
眠気は上がった体温が下がることでやってきます。この眠気を計画的に起こす方法があるんですよ。
寝る90分前にお風呂に浸かって体を温めることで、約90分後に体温が下がって、眠気を起こす方法。
眠気とともに布団に入れば、スゥーっと深い眠りに入りやすくなるんですね。
寝る前の3時間は食べたり、お酒を飲んだりしない
寝る前に食べたり飲んだりすると、内蔵が休めなくて疲れがとれず、朝起きるのがつらくなります。
これはわたしの例ですが、35歳くらいまで夕飯は毎日22〜23時が普通でした。次の日の朝は体が重たくて、頭もボーッとして、エンジンがかかるのはお昼前。
他にも原因はあったと思いますが、食べる時間を早くしてから目覚めがいい回数が増えましたよ。
あと、朝一の顔のむくみが減りました。
寝ている間を体をしっかり休めるために、寝る前3時間の食事や飲酒はやめましょう。
どうしても難しい人は、消化にいいものを軽く食べるようにしてみるのがいいと思います。
お腹や首を温める
お腹や首を温めるとよく寝れるようになります。
なぜかというと、とくに女性は冷えている人が多いので、寝付きが悪くなりがちだから。
よい眠りには体温調節が必要ですが、冷えている人はそれがうまく働かないんですね。
なので、大きい血管が通っているお腹や首を温めることで、うまく入眠できるようになるわけ。
お腹や首を温めるのに効果的なのが、あずきを使った温熱グッズ。
わたしは韓国で買ったものを使っていますが、レンジでチンして乗せるだけ。しかも繰り返し使えるので経済的です。
こちらの「あずきのチカラ」シリーズがおすすめ。わたしはピロータイプを愛用してます。
体の冷えに悩んでいる人は「冷えを改善するために必要なたった1つのポイント」もよかったら参考にしてみてください。
スッキリ感をだすために朝起きたらやること3つ
少しでも寝起きのスッキリ感をだせる、即効性のある方法もご紹介しておきますね。
起きたらすぐ日光を浴びる
起きてすぐ日光を浴びると、目が冷めやすくなります。
わたしたちの体は日光を浴びると、眠気を出すホルモンが抑えられて、眠気がなくなっていくという仕組みがあるんですね。
というわけで、起きてすぐにスッキリしたいなら、まずは太陽の光を浴びましょう!
ちなみにくもりや雨の日は部屋の電気をつけたり、スマホの光を使ってもいいですね。
冷たい水で顔を洗う
朝の光を浴びても無理なら、冷たい水で顔を洗うという方法もあります。
ありがちですよね。でも冬はとくに効果てきめん!
やるとやらないではスッキリ感が全然違いますよ。
体を動かす
起きてすぐ体を動かすのも効果的。
寝起きは体温が低くなっているので、体を動かすことで血流がUPして体が温まり、目が覚めやすくなります。
朝は忙しいと思うので、簡単なストレッチをしたり、子供と一緒にラジオ体操なんていうのもオススメですよ。
朝スッキリ起きれる人の共通点【個人的な意見です】
朝スッキリ起きるための7つの方法をご紹介してきましたが、それ以外の要素で朝スッキリ起きれる人に共通していることが1つあるとわたしは思っています。
それは「朝が来るのを楽しみにしている」ということ。
そんな人の話を聞いていると、朝起きてからやりたいことや何かしらの目的をもってるんですよ。子供の遠足の日みたいな。
だから起きる目的を持つのも、朝がスッキリ起きれるポイントなのかなって思ってます。
朝スッキリ起きて、余裕のある1日をスタートしよう!
寝ることはわたしたちの健康や美容にとって、すごく大事なこと。
朝スッキリ目覚められたら、余裕をもって1日がスタートできますよ。
朝スッキリ起きるための7つの方法をもう一度まとめますね。
- スマホは寝る2時間前まで見ない
- 適度な運動をする
- 15時以降はカフェインを摂らない
- 疲れたら昼寝をする
- 寝る90分前にお風呂にゆっくりと入る
- 寝る前の3時間は食べたり、お酒を飲んだりしない
- お腹や首を温める
全部は難しいと思うので、できそうなことからぜひやってみてください。
朝の目覚めがよくなるとやる気もでるし、朝のバタバタやイライラが減りますよ。そうなると毎日がもっと楽しくなりますね。
朝スッキリ起きたいと思っている人の参考になれば嬉しいです。
では、また。