なんでこんなにひざの上に脂肪がつくの?
かんたんにできるひざ上の脂肪を落とす方法ってない?
パンツやひざ丈スカートを履きこなしたい!
こんなお悩みを解決します。
今回ご紹介する「ひざ上の脂肪を撃退!3分かんたんメニュー」を実践すれば、気になるひざ上の脂肪が減って、スカートやパンツがスッキリ履けるようになり、自分らしくおしゃれを楽しめるようになりますよ!
エステティシャン12年の経験をもとに、前半では「ひざ上に脂肪がつく原因」について、後半では「ひざ上の脂肪を撃退!3分かんたんメニュー」をご紹介します。
※「すぐにひざ上を落とす方法を知りたい!」という方は、「ひざ上の脂肪を撃退!3分かんたんメニュー」へどうぞ!
ひざ上に脂肪がつくの4つの原因
ひざの上に脂肪がつく原因は、主に4つあります。
- 運動不足
- 姿勢、歩き方
- むくみ
- 加齢
1つずつ解説していきますね。
運動不足
普段ぜんぜん運動をしない人は、筋力が落ちています。
筋力が落ちると血行が悪くなって、代謝が悪くなり、脂肪が付きやすくなるんですね。
運動不足は太ももだけでなく、全身にも脂肪が付きやすくなる原因。
姿勢、歩き方
姿勢が悪いと体のバランスが悪くなり、脂肪や筋肉のつき方に影響します。
さらに、歩き方が悪いと脚への力のかかり方が変わり、ひざをうまく使えなくなり、脂肪がつきやすくなるんですね。
足を組んで座るクセもNG。
むくみ
むくみで悩んでいる女性はすごく多いんですよね。
このむくみを放っておくと老廃物が溜まって、代謝が悪くなり、太りやすい体になってしまいます。
全身に脂肪がつきやすくなるので、とうぜんひざ周りの脂肪もつきやすくなります。
とくに下半身がむくみやすい人は要注意!
加齢
年齢を重ねるとどんどん代謝が悪くなって、脂肪が付きやすく、痩せにくい体になりますよね。
これも筋肉の低下が原因。
先ほどお話した、運動不足とも関わってきます。
あとは、年をとるにつれて皮膚がたるむことで、ひざが大きく見えてしまうんですね。
ちょっと見落としやすい原因かもしれません。
顔と同じで、皮膚にハリをもたせることも必要です。
ひざ上の脂肪を撃退!3分かんたんメニュー
ひざ上の脂肪をスッキリさせる、1日3分で短時間・簡単・効果的なメニューを紹介しますね。
「流す」「鍛える」「ほぐす」が目的です。
- ひざマッサージ(左右30秒)
- ひざのエクササイズ(1分)
- ひざのストレッチ(左右30秒)
ひざマッサージ(左右30秒)
まずは「流す」マッサージから。
- 親指以外の左右4本の指を右ひざ裏にあてる
- 左右の4本指を上下に動かして、ひざ裏をなでるように流す
- 左右4本指をひざ裏にそえたまま、左右親指をひざ上真ん中に(膝をつかむ形になってます)
- 左右親指を膝にそって、外に開くように、流す
- 左も同じように
このマッサージは、「お風呂で温まりながらやると効果的!」ですが、パンツの上からでも簡単にできますよ。
直接肌を触る場合は滑りにくいので、保湿もかねて乳液やボディクリームを少しつけてからマッサージしてくださいね。
ひざのエクササイズ(1分)
つぎに「鍛える」筋トレです。
- 足を肩幅に開いて、つま先を少し外側にむける
- おしりを後ろに引きながら、ゆっくり少し膝をまげる
- もとに戻る
- ②③をくり返す
お気づきかもしれませんが、これ、スクワットです。
ポイントは、膝から曲げるのではなく、おしりを引くこと。
本気のやつではなく軽いものなので、少しおしりをひくくらいでOK。
お年寄りでもできる負荷です。
でも、筋力が落ちている人には地味に効くんですよ!
慣れてきたら少しずつおしりを引いて、負荷をかけてみてくださいね。
ひざのストレッチ(左右30秒)
最後に「ほぐす」ストレッチ。
- 立った状態で、左手を壁にあて、右手で右足首の前をつかんで、右足をもつ(片足立ちの状態)
- そのまま右太ももを後ろに引いて、前の太ももを伸ばすようにストレッチ
- 反対も同じように
これは座ったままでもできなくはないんですが、人によっては筋や筋肉を痛める可能性があるので、わたしは立ったままでのストレッチをおすすめしています。
無理せず、ゆっくり筋肉の伸びを感じてください。
以上が、 ひざを「流す」「鍛える」「ほぐす」 を目的としたメニューです。
ひざ上の脂肪を落とすと脚がキレイに見えるようになるので、ぜひやってみてくださいね。
ひざ上の脂肪をつきにくくする生活習慣
実はマッサージや運動以外にも、毎日の生活習慣に気をつけることで、ひざ上の脂肪は付きにくくなるんです。
階段を使うようにする
普段からエスカレーターやエレベーターに乗ってしまう習慣がついてませんか?
意識的に階段を使うようにするだけで、脚の筋肉をつかうようになれます。
お客様の話を例に。部署異動になって、2Fから3Fになったそう。いままでエレベーターを使っていたけど、階段に変えたそうです。
すると、少しずつ下半身が引き締まってきて、半年後には膝まわりのサイズが1.3cm落ちてました!(サロンでは毎回体のサイズを測ってるからわかる)
すごい!!
特に運動しなくても、習慣を少し変えるだけで膝上の脂肪に効果があるという、好例ですね。
イスに座るときは脚を閉じる
とくに長時間の座り仕事の人は気をつけてください。
脚を閉じることを意識するだけで、ひざ~内ももが引き締まってきます。
でも、太ももが太い人やO脚の人にはけっこうきついかも。。
なので、「今から1分ひざをつける!」からでいいと思います。
という、わたしも開きやすいので気をつけてますけど、最初は内もも痛かった。。
今も思いついたらやってますよ。
正しい歩き方や姿勢を意識する
なぜ、正しい歩き方や姿勢を意識することが必要なのか?
それは、ひざ周りの筋肉を効率よく使えるようになるから。
わたしはお客様の脚のマッサージをするときに、筋肉や脂肪のつき方を見て、さらに姿勢や歩き方もチェックしています。
どんなに高価な痩身機械を使っても、姿勢や歩き方が悪いと結果がでにくいんですよ。
とはいえ、正しい姿勢や歩き方って自分ではよくわからないですよね?
姿勢や歩き方が崩れる原因はたくさんあるんですが、わたしの経験から必ず気をつけるポイントだけご紹介します。
「背筋はまっすぐ!」
「胸を張る!」
「あごを少し引いて前を見る!」
「かかとから着地して、つま先でけりだす!」
たくさんの人を見てきて、とにかくいちばん多いのが「猫背」。猫背は、背中や胸の筋肉が縮んでしまったために起こります。
いっぽう、猫背とは反対に「反り腰」もNG。原因は腰の筋肉が縮んでおなかが突き出てしまうため。
猫背は自覚している人が多いので、普段から意識したり、鏡でもチェックしてみてくださいね。
冷やさない
冷えて血行が悪くなると、老廃物も溜まりやすくなり、どんどん脂肪がついていきます。
とくに、ひざ裏には大きいリンパのごみ箱があるので、そこが詰まってしまうことで、ひざ周りに脂肪がついてくるんですね。
詳しい冷え対策について知りたい人は、「冷えを改善するために必要なたった1つのポイント」を読んでみてください。
保湿をする
加齢による皮膚のたるみで、ひざ上がもったりしてきます。
うっかり見逃してしまいやすいですが、顔と同じで乾燥対策が必要。
お風呂上りは必ず、できれば朝の着替えのときに、ボディクリームや乳液などでしっかりひざ周りを保湿しましょう!
ひざ上の脂肪を落として、今よりもっと自分らしくおしゃれを楽しもう!
今回は、「ひざ上の脂肪をなんとかしたい!3分かんたんメニュー」をご紹介しました。
もう一度、やり方をまとめますね。
- ひざマッサージで、ひざ周りのリンパを流す
- ひざエクササイズで、ひざ・太もも前側の筋肉を鍛える
- ひざストレッチで、ひざ・太もも前側をほぐす
ひざ上の脂肪が落ちるだけで、脚がスッキリして見えるようになります。
毎日やれば必ず結果がでるので、自信をもって、自分らしいおしゃれを思いっきり楽しみましょう!
この記事が、ひざ上の脂肪に悩んでいる人のお役にたてれば嬉しいです。
では、また。