エステティシャン歴12年、施術実績10000回以上。
お顔に関しては5000人以上のご相談をうけています。
・鏡を見るたびに顔が大きくなったと感じる
・昔と今の写真と比べると明らかに顔が大きくなった
・体より顔の大きさが目立ってバランスが悪くなってきた
こんな悩みを解決できる記事になっています!
ここでご紹介する「アラフォーになると顔が大きくなる原因」を理解して、「本来の大きさにする方法」を実践すれば、顔が大きくなった人でも本来の大きさに戻ることができます。
なぜなら顔が大きくなる原因のほとんどが、自分が気づいて対処すれば改善されることだから。
エステに行ったり、小顔アイテムを使うのも手段の1つですが、その前に原因を知ることがお悩み解決の近道になるので、ぜひ読んでみてくださいね。
アラフォーになると顔が大きくなる原因
アラフォー特有の顔が大きくなる主な原因が1つあります。さらにすべての年代に共通する原因が6つ。全部で7つご紹介しますね。
- 加齢による肌のおとろえ ←アラフォー特有の原因
- 顔の筋肉のおとろえ
- 顔のむくみ
- パソコン・スマホの見すぎ
- 片側だけで物を噛む・食いしばる
- 頬杖をつく
- 脚を組む
では、1つずつ解説していきます。
加齢による肌のおとろえ
これがアラフォー特有の顔が大きくなる原因です。一言でいうと「老化」。
加齢によって、肌の弾力を支えているコラーゲンやヒアルロン酸などが減ったり劣化することで、肌弾力が低下します。肌の弾力がなくなるとたるみやすくなり、広がって見えるから顔が大きく見えるんですね。
肌の奥にはコラーゲンなどの線維状の組織がたくさんあるんですけど、それが肌のハリや弾力を生み出しています。また肌の水分を保持するヒアルロン酸も肌の弾力にすごく必要なもの。
紫外線や生活環境も肌のおとろえに影響するんですが、「加齢」という点がアラフォーにとって大きな原因だとわたしは考えています。老化は気をつけることで遅らせることはできますが、それでも確実に年はとっていきますからね。
他にも「筋力低下」「むくみの増加」も老化現象の一つなんですけど、若い年代でも起こりうることなので、今回は以下でご紹介することにしました。
顔の筋肉のおとろえ
年を重ねるごとに顔の筋力はおとろえていきます。ですが最近はマスク生活や人に会う機会も減ったせいで、顔の筋肉を動かすことが減っているので、全年代で顔の筋力のおとろえが目立っているんですね。
なぜ顔の筋肉がおとろえると顔が大きくなるのかというと、顔の皮膚を支えられなくなって、下にさがってしまうからです。
例えばエラの筋肉がおとろえると、下にさがったエラが張って見えてくる。 こうなると顔が大きく見えてしまいますよね。
アラフォー以降は顔の筋肉を動かすことをもっと意識する必要があるということ。
顔のむくみ
顔のむくみも顔が大きく見える原因の1つ。なぜなら顔がむくむと、全体的に面積が広がったように見えてしまうため、顔が大きくなったように見えるからです。ちなみにこれが慢性的になるとたるみになるんですよ。
フェイシャルエステでも顔のむくみを気にしている人がわりと多いんです。わたしの経験上ですが、エステに来られる8割の人に顔のむくみがありますね。
ただしむくみの原因はいろいろ。例えば塩分やアルコールを摂りすぎ、ホルモンバランスが崩れたとき、水分摂取不足など。
普段の生活習慣を見直して改善していきましょう。
パソコン・スマホの見すぎ
意外かもしれませんが、パソコンやスマホの見すぎも顔が大きくなる原因なんですよ。
パソコンやスマホ操作してるときって、無表情じゃないですか?これが長時間になると顔の筋肉を動かさないから顔にこりが溜まってしまうんですね。 さらにやっかいなのが姿勢の悪さです。
下向きの姿勢が続く⇒猫背になって首が前にでる⇒首に通常の3倍の負担がかかる⇒首の筋肉が緊張⇒血行不良、顔に老廃物がたまる
この状態が続くと顔全体がたるんで、コリと老廃物が溜まった顔になり大きく見えてしまうんですよ。
デスクワークをしていて、スマホをよく見る人はとくに気をつけてほしいです。
片側だけで物を噛む・食いしばる
これもけっこう多いクセの1つ。片側だけの歯で食べているとよく噛む方の筋肉が発達してしまって、使わない方の筋肉は凝り固まってしまいます。また歯を食いしばると必要以上に顔の筋肉が発達してしまい、エラが張って顔が大きく見える原因になってしまうことに。
ちなみに歯を食いしばったときの力は、自分の体重に比例すると言われています。例えば体重が45kgなら45kgの力が顔の筋肉にかかっているということ。これはかなりの負荷の筋トレですね。
片側だけで食べるクセは食事の時に意識すれば改善できそうです。ただ歯の食いしばりはストレスが原因であることも多いので、うまくストレス発散をすることが必要でしょうね。
ストレスの多いアラフォー世代は注意したいところです。
頬杖をつく
頬杖は習慣になりやすく、顔を大きく見せてしまう原因の一つ。頬杖をついていると、顎や頬骨に強い力が加わってしまうため、どんどん骨がゆがんでいき、顔のバランスが悪くなります。
その結果、太ったわけでもないのに、顔が大きく見えてしまうことに。わたしもついやってしまいがちなので気をつけているところです。
脚を組む
脚を組むことと、顔の大きさは全然関係なさそうにみえるかもしれませんね。でも関係ありなんです。
理由は脚を組むことで骨盤が後ろに倒れ、首が前に出てしまうから。その結果、首が凝ってむくみになります。先ほどのパソコン・スマホの見すぎで説明した悪い姿勢のデメリットと同じですね。
本来の大きさにする方法【誰でもできる】
ここまでで「アラフォーになると顔が大きくなる原因」を理解してもらえたと思います。それをふまえて、次は大きくなった顔を「本来の大きさにする方法」を3つ紹介しますね。誰でも簡単にできますよ。
- 姿勢に気をつける
- 体を温める
- 顔の体操
以上の3つです。詳しくは以下を読んでみてくださいね。
姿勢に気をつける
何度もいいますが、姿勢が悪いと顔は確実に大きくなります。なので、姿勢に気をつけることは絶対に必要。
とはいえ、「わかってるけど、できないんだよ!」って言われる人もいますよね。姿勢を正すにはちょっとしたコツがあるんです。
詳しくは、デスクワークの疲れ予防のコツ【3つあります】をみてくださいね。
体を温める
体を温める簡単な方法は「入浴」。
なぜなら温かいお湯につかることで、体の血流がUPするとコリが緩和され、老廃物も流れやすくなり、顔のむくみが減るからです。
入浴のポイントは以下の「冷えを改善する効果的な入浴法!アロマも取り入れて、楽しく続けよう」を参考にしてみてくださいね。
顔の体操
顔を小さくする方法はフェイスマッサージも効果的なんですが、力加減や手の動きなど人それぞれ統一しにくいため、あえてわたしは紹介しません。代わりに顔の体操と肩や頭ほぐしを紹介します。
やり方は「頬のたるみを改善するためのセルフケア5ステップ」をみてくださいね。フェイスマッサージをしなくてもリンパは流れるんですよ。
まとめ:顔が大きくなる原因を知って、本来の自分に戻ろう!
顔が大きくなる原因って、わたしたちが普段何げなくやっている行動なんですよね。その行動を変えていくだけで、自分の力で元の大きさの顔に戻ることができます。
最後にもう一度おさらいしましょう!
- 顔の筋力をUPさせるために、顔の筋トレをしよう
- 老化で顔が大きくなることを覚えておこう
- 正しい姿勢を意識して、クセを直そう
- むくみにくい生活習慣を心がけよう
- お風呂で毎日体を温めよう
これらを心がければ、顔は本来の大きさに戻っていくはず。ですが、短期間での変化は残念ながら期待できません。毎日の少しずつで変えていくんですね。
この習慣をマスターすれば、本来の自分に戻れるだけでなく、マスクを外した顔にも自信が持てるし、数年後もシュッとしたお顔を維持できますよ。
この記事が、顔の大きさに悩むアラフォーの方の参考になれば嬉しいです。
では、また。