いつも人の意見に流されちゃう。
ぶれない自分軸を持ちたいな。
でも、どうしたらいいんだろう?
今回はそんなお悩みを持つ人へ、ぶれない「自分軸」を持つための5つのメソッドをご紹介していきます。
わたしは今まで10000人以上の女性と会話をし、お悩みを聞いてきたエステティシャンです。その経験もふまえ、お話していきますね。
「すぐ人に流されてしまう。」「自分を持ちたい!」と悩んでいる人は、わりと多いです。
実はわたし自身もめちゃくちゃ人に流されやすい性格でした。
でも、本を読んでたくさん試行錯誤していくうちに、少しずつ「人は人、自分は自分」のスタンスをとれるようになってきました。
そこで、わたしの経験をもとに、「ぶれない自分軸を持つための5つのメソッド」をご紹介していきます。
人の意見に流されやすい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
なぜ自分軸を持つことが必要なのか
結論からいうと、たくさんの選択肢や生き方の多様性がある中で、「自分はどうしたいのか?」「どんな想いを大事にしているのか?」という軸がないと自分の立ち位置を見失ってしまうからです。
今の時代ってすごく変化が激しいですよね?
とくにコロナ禍になってから、そのスピードは一気に加速しました。
ネットやSNSの利用も増え、たくさんの情報にふれる機会も増え、生きるための新しい選択肢も次々にでてきています。
例えば、「あなたにとって一番大切なものはなんですか?」と質問されたとき。
自分軸がない人は、
「え?わからない。。」
「お金!でも、あの人は時間って言ってたな。友達も大事だし、家族?決められない。。」
こんな思考になってしまいます。
美容面でいうと、
「TVであのコラーゲンがいいって言ってたから使ってるけど、よくわからない。」
「SNSであのサプリが人気だから、ちょっと高いけど飲んでる。」
そんな美容情報に振り回されている、美容迷子もたくさんいます。
美容業界こそ情報が蔓延してるので、自分軸をもって情報を取りにいくべきですよ!
自分軸がしっかりしていれば、人生のあらゆる場面で、ぶれない価値観で、他人の意見に流されることなく判断ができるようになります。
自分で決めたことなので、何かあっても人のせいにすることもなくなるし、前向きに生きることができるようになるんですね。
そうなるために、今の自分と向き合って、自分軸を見つけていきましょう!
ぶれない自分軸を持つための5つのメソッド
次に、ぶれない自分軸を持つための5つのをメソッドをご紹介していきます。
他にもあるかもしれませんが、わたし自身が試してみて効果的だったものをピックアップしてみました。
- 「自分にとって幸せとは何か?」をとことん追求する
- イヤなことに時間を使わない
- 他人に嫌われる恐怖を捨てる
- どっちつかずの態度をやめる
- 目標を決める
では、1つずつ説明していきますね。
「自分にとって幸せとは何か?」をとことん追求する
自分軸がない人って、自分のことがよくわかってないんですよね。
まずはそれを解決するために、自分と向き合う時間を作ること。
まずA4の紙を用意して、
「どんな自分でいたいか?」
「好きなことやりたいことは?」
「どんな環境に身を置きたい?」
など、自分がなりたい状態を思いつく限り書きだす。
書き終えたら、書いた文を見てさらに掘り下げます。
例えば、「体の不調がなく、気分も軽くなりたい。」のなら、
- どうして?⇒「いつも体がだるくて、やる気がでないから。」
- 具体的には?⇒「職場の上司がストレスで肩こりや頭痛に悩まされて、毎日気が重い。」
- だからどうした?⇒「仕事をやめたい。でもお金のためにやめれない。」
- 他にできることはない?⇒「部署異動をさせてもらう。転職する。」
この場合だと、体の不調の大きな原因は「仕事の人間関係のストレス」。
でも、仕事をやめたいけどやめられないという葛藤があるわけですね。
あくまで一例ですが、こんな感じでどんどん書いていくと、「今の状況の本当の原因」や「自分の本心」が見えてくるようになります。
わたしたちエステティシャンは、お客様の本当の悩みを探るのに、会話でこういったテクニックを使ってます。
表面的な悩みではなく、その奥に隠れている自分の本当の想いを知って、それを基準に行動すればもっと自分らしく生きれるようになるはずですよ。
イヤなことに時間を使わない
「仕事が忙しくて時間がない!」
「人から頼まれごとをされると断れない。」
こういった悩みを抱えている人は、少なからずいます。
わたしもこんなタイプの人でしたよ。
でもこれは、すごくもったいないこと!
なぜかというと、時間はすべての人に平等に与えられている「1日24時間」という希少資源。
ムダに使ってしまったら、もう取り戻すことはできません。
他人のためや自分のやりたくないことに時間を使いすぎているなら、真っ先にその時間を削ること。
自分の時間を増やしたいなら、ムダな時間を減らすしかないんです。
自分の時間が増えれば、自分が本当にやりたいことに時間を使うことができますよ。
ちなみに、わたしの時間への考え方を変えるきっかけになった本があるので、興味があれば、ぜひ読んでみてくださいね。
他人から嫌われる恐怖を捨てる
「人に合わせてしまう」「断れない」「意見が言えない」などの本当の理由。
それは、人に嫌われるのが怖いから。
自分の思うように行動したとたん、人から見放されたり、批判されることが怖いからです。
わたしは美容業界に入って初めて自分で(トークで)人に物を売るという経験をしました。
でも、お客様の顔を見るといつも肝心なところで言葉が出てこなかったんですね。
とれそうな契約を逃したりで、上司に怒られてばかりでした。
そこで言われたのが、「お客様に断られるのが怖いんでしょ?」と。
内心ドキッとしてしまい、そんなはずはないと焦りつつも相手に嫌われたくない自分がいることを悟りました。
そこでなんとかしたい!という思いで読んだのが「嫌われる勇気」という本。
この本で学んだのが、相手の反応は自分の問題じゃないということです。
あなたの行動に対して他人がどう思うかは他人の問題。
最初はよくわかりませんでしたが、顔色を伺ってしまう場面になったら、相手の反応は置いといて、相手のために話すように何回も練習しました。
すると、断られても全然平気になっていったんですね。
「この人には本当に必要なかったんだな。あっ、別にわたし自身が嫌われるってことじゃないのか。」って。
この考え方を実践してから、いろんな場面で他人のことを気にせず断ったり、意見が言えるようになりましたよ。
こんな感じで、人のことは気にせず、あなたができることを精一杯やればいいだけなんです。
どっちつかずの態度をやめる
メンタリストDaigoさんのツイート。
おっしゃるとおりで。
もっと言うと、人から信頼されません。
例えば、AさんとBさんが違う意見を持っていた場合。
「Aさん、わかる~!わたしも同じ意見!」
「Bさん、わかる~!わたしもそう思う!」
これ、どう思いますか?
「あんた、どっちなん!」ってなりません?
自分が悪者になりたくない、傷つきたくないという理由だけで、みんなにいい顔をしていると、相手に信頼されなくなるし、表面的な付き合いしかできなくなります。
自分が一番大事だから、人に嫌われたくないから、誰にでも合わせたふりをしてしまうんですね。
大事なのは、否定することなく相手の意見を受け止めたうえで、はっきり自分の意見をいうこと。
この態度を貫くことで、「自分の意見を持ってる人!信頼できる人!」と周囲からも認識され、ぶれない自分になっていきます。
目標を決める
自分軸を持つためには、目標を明確にすることも大事。
「自分にとって幸せとは何か?」をとことん追求すると目標が見えてくるはずです。
例えば、
「自分のやりたい仕事をする!」
「健康になるために、運動を習慣づける!」
「自分に自信をつけるために、肌改善をする!」
そして、目標ができたら、今すぐ行動に移すこと!
目標を決めて満足する人もいますが、行動しないと自分軸は持てません。
目標達成した自分を想像しながら、毎日コツコツやることで自信がつき、ぶれない自分軸につながっていきますよ。
ぶれない自分軸を持つための3つの注意点
ぶれない自分軸を持つには注意が必要。
- 行動に移す
- よけいな心配をしない
- へこんでいるときは、頑張らない
行動に移す
何度もいいますが、目標をたてるだけでは自分軸は持てません。
行動に移すこと!
「家族にためにもいつまでも健康でいたい。そのために毎日10分運動をするぞ!」と決めたとします。
でも「まぁ、明日からでいいかぁ。」「今日は仕事で疲れたから、やる気でないな。」などと言って始めようとしない。
このように言い訳をしたり、何かのせいにして行動しないと、いつまでたっても変わることはできないし、ずっと他人軸で生きることになります。
自分軸を持つためには、自分で決めたことを実行すること。
よけいな心配をしない
何かを始める前って、何かしら心配になることってないですか?
わたしもかなりの心配性なので、新しいことを始めるときはこのポイントを特に意識してます。
わたしの場合、このブログを始める前は、「失敗したらどうしよう」「もっと勉強してからにしようか」とか、いろんな心配をしていました。
でもよく考えたら、まだ何もしていないのに心配ばかりしても仕方ないですよね?
行動してみて問題が起きたら、その都度対応するしかないんです。
実際に行動してみてわかりましたけど、心配してたことって実際起こらないことが多いんですよね。
「心配事の9割は起こらない」という本を読んで納得。
ちなみに今、Amazonオーディブルの無料体験でタダで聴けるみたいです。
Amazonオーディブルについて知りたい人は「Amazon Audibleを3年間使ってみた感想」を読んでみてくださいね。
へこんでいるときは、頑張らない
これ、すごくまじめな人に多いんですよね。30歳の自分にも強く言ってやりたい。
うまくいかなくて焦っているとき、仕事でミスをしたとき、「もっと頑張らないと!」「こんなんじゃだめだ!」って。
こういう状況にあるときは冷静な状態じゃないから、頑張ってもうまくいかないんです。
逆に空回り。
へこんでいるとき、ダメだと思ったときは、開き直ってゆっくり休みましょう。
時間をおいてみると解決できることもありますよ。
自分軸を持つためには、「自分らしくいること」「ストレスを溜めないこと」も大事。
ぶれない自分軸を持つことで、もっと自分らしく生きれるようになる!
いかがでしたか?
今回は「ぶれない自分軸を持つための5つのメソッド」をご紹介しました。
もう一度まとめると、
- 「自分にとって幸せとは何か?」をとことん追求する
- イヤなことに時間を使わない
- 他人から嫌われる恐怖を捨てる
- どっちつかずの態度をやめる
- 目標を決める
すべてを一度にやるのは難しいかもしれませんが、1つずつでもいいから行動することで、自分のことをもっと深く知ることができますよ。
人に流されたくない、自分軸を持ちたい人へのお役にたてればうれしいです。
では、また。