・デスクワークをしていると肩が重くなってやる気がでない
・肩がこっているけど、マッサージに行く時間がない
・簡単に手軽に自分でできるマッサージ方法を知りたい
こんなお悩みにおこたえします。
わたしはエステティシャン歴12年。10000人以上の施術実績あり。
仕事中に肩がこってくると、やる気も集中力も落ちてしまいますよね。
そこで今回の記事「デスクワーク中にできる肩こり解消マッサージ【1分半でOK】」を読むと、デスクワーク中に簡単にできる肩こりマッサージ法がわかり、今よりもっと肩こりが楽になりますよ。
なぜなら、サロンに来られるデスクワークのお客様にも実際にやってもらって効果を実感してもらっているからです。
記事前半では「デスクワークで肩がこる3つの原因」について、後半では「デスクワーク中にできる肩こり解消マッサージ【1分半でOK】」をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
デスクワークで肩がこる3つの原因
デスクワークで肩がこる原因は、大きく3つあります。
- 長時間の姿勢の悪さ
- 目の疲れ
- 手の疲れ
1つずつ説明していきますね。
長時間の姿勢の悪さ
デスクワークに集中しているときって、けっこう猫背になってませんか?
体って元の正しい姿勢を保とうとするんですね。だから悪い姿勢が長時間続くと、いろんな場所の筋肉がひっぱりあって、緊張状態になるんです。
もう少し詳しくいうと、
「血行が悪くなる」⇒「水分や疲労物質がたまって筋肉の周りの組織がむくむ」⇒「筋肉がうまく動かず、硬くなる」⇒「筋肉のこわばり、だるさ、重さ、疲労感を感じる」
こうして仕事中に肩こりを感じるようになってきます。
毎日これが続くんですからしんどくなるのは当然ですね。
目の疲れ
デスクワークで長時間PCの画面を凝視しておこる目の疲れも、肩こりの原因に。
なぜかというと、後頭部から首に付いている筋肉が、目の動きと連動しているからなんです。
実際に確認してみましょう。
後頭部と首の付け根にある筋肉に両手の指をあてて、目を左右に動かすと微妙に筋肉も動いているのがわかると思います。
なので、集中して目を使っているときは、ずっとこの筋肉が動いているため、首から肩にかけて疲労が溜まってくる、というわけなんですね。
手の疲れ
あまり気にしてないかもしれませんが、手の疲れも肩こりの原因になります。
なぜかというと上半身の筋肉は、筋肉を包んでいる膜でつながっているから。
指や腕の筋肉が硬くなると、同じ上半身の離れた肩にも影響がでるんです。
だからこそ、デスクワークの人に注意してもらいたいポイント。
デスクワーク中にできる肩こり解消マッサージ【1分半でOK】
デスクワークでの肩こりを解消する簡単なマッサージ法を紹介していきます。
- 指と手首をゆるめる
- 肩の外側ほぐし
- 鎖骨マッサージ
- 肩甲骨よせ
この4ステップです。
ほぐしやすさで考えてみたので、できたら順番にやってみてくださいね。
- 強くやらない、痛みを感じたら無理にやらない
- 30~45分に1回おこなう【スマートウォッチなどタイマーを使うのがおすすめ】
- 遠くを見ながらor目をとじておこなう【目を休めよう】
では、やり方を説明していきますね。
指と手首をゆるめる(各10秒)
まずは、手首から手先を緩めていきます。
- 右手の手のひらを上にして肘をのばす
- 左手を右手の指あたりにあて、右手首を手の甲側に反らしてのばす
- 反対の手も同様に
- 両手のひらと指をもみもみする
このとき痛い人はムリしないでくださいね。心地いい程度に。
肩の外側ほぐし(各10秒)
次は二の腕の外側をほぐしていきます。
- 片手を反対側の肩の外側、二の腕の付け根あたりにおく
- 手でつかむようにもみもみ
- 反対も同様に
パソコンなどで腕をよく使っている人は硬くなっていますよ。
鎖骨マッサージ(各10秒)
続きまして、鎖骨を流していきます。
- 片手を反対の鎖骨下にあてて、肩のほうに向かって、親指以外の4本の指でくるくるマッサージ。脇のキワまで
- 反対も同様に
強くしなくて大丈夫です。弱めでもリンパは流れますよ。
肩甲骨よせ(20秒)
最後に肩甲骨を動かしましょう。
- ゆっくり両方の肩甲骨をよせる、ゆっくりもどす
- 繰り返す
以上です。
座ったままで簡単、周囲にもあまり目立たず短時間でできるので、よかったらやってみてくださいね。
デスクワークでの肩こりを予防するポイント
デスクワークでは、肩こりを予防していくことも大事になってきます。
2つほどご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
姿勢を整える
姿勢を整えるためのチェック。
- パソコンが目線より高くなってますか?
- 椅子は体に合ってますか?
- 座った姿勢が【椅子に触れるお尻の骨】【肩の先端の骨】【耳たぶ】の3か所が一直線になってますか?
デスクワークで肩こりになりやすい人は、仕事をする環境が悪いことで、姿勢が崩れてしまう場合もあるので、気をつけてみてください。
肘を固定する
PCのキーボードを使うときの手首の角度が、肩こりに影響します。
○ 手首と肘が水平
× 手首が曲がっている、手首より肘が下になっている
あとは、マウスを使う人は位置にも気をつけてください。
肘を伸ばすような位置で使っていると、腕に負担がかかってしまうんです。
肘を固定しておくことでも、肩こりの負担は減らすことができるんですよ。
デスクワークの肩こりを解消してやる気と集中力をUPさせよう!
今回は、デスクワーク中にできる肩こり解消マッサージをご紹介しました。
もう一度やり方をまとめますね。
- 指と手首をゆるめる(各10秒)‥手首をしっかり反らして、指と手をもむ
- 肩の外側ほぐし(各10秒)‥肩の外側をもみもみ
- 鎖骨マッサージ(各10秒)‥鎖骨の下をくるくる
- 肩甲骨よせ(20秒)‥ゆっくり肩甲骨をひきつける
このマッサージに加え、姿勢やデスク環境も見直してみてくださいね。
肩こりが改善するとやる気も集中力もUP、仕事もはかどって達成感をもっと感じられるはずです。
この記事が、デスクワークの肩こりでお悩みの人のお役に立てれば嬉しいです。
では、また。