毎日疲れが取れない。疲れにくくなる食べ物ってないかな?
こんなお悩みにおこたえします。
わたしはエステティシャン歴12年。今まで5000人以上のワーママのお悩みを聞いてきました。2人の園児を持つワーママです。
【この記事でわかること】
☑ワーママの疲れが取れない原因は?
☑ワーママ疲れを助けてくれる食事法
ワーママ同士で話をしていて必ず出てくる話題の1つ、「全然疲れが取れない」。
睡眠時間を増やしても、頭もなんだかモヤモヤするし、やる気もでない。でも止まるわけにもいかないから、無理やりでも頑張ってる状態だと思います。
実際にわたしがエステサロンで疲れを感じているワーママたちのカウンセリングをしてきて気づいたのが、疲れの原因の1つに食べ物が関係しているということ。
そこで今回の記事では「毎日がしんどいと感じているワーママへの食事法」について紹介していきたいと思います。
疲れが取れにくいと感じているワーママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。
ワーママの疲れが取れない原因
結論からいうと、やることが多すぎて、自分を整える時間がないことが大きな原因。
ワーママといえば、「仕事・家事・育児」を日々こなしてますよね。しかも目に見えない家事や育児も多い。体も疲れてるし、ストレスも溜まります。
では、世のワーママたちは時間がない中、どうやって疲れやストレスを解消しているのでしょう?
フジ医療器「<母の日企画> 第10回 お母さんの疲労事情と解消法調査」より引用
この調査結果によると、好きなものを食べてストレスを発散している人が多いですね。
実際エステサロンでも、「ついたくさん食べてしまう」「甘い物がやめられない」という声もたくさん聞きます。
食べることは時間もかからないし、手っ取り早い疲れの解消法なんですが、注意したいのが「栄養のかたより」なんですね。
ワーママの栄養かたより度チェック
エステサロンでは生活習慣のカウンセリングもしているんですが、その中の10項目をわかりやすくしてみたので、今のあなたの栄養のかたより具合をぜひチェックしてみてください。
□スーパーなどで買った出来合いのものをよく食べる
□インスタントなど加工食品をよく食べる
□納豆やヨーグルトなどの発酵食品はあまり食べない
□炭水化物が好き
□甘いものが好き
□便通がいまいち
□肌荒れしやすい
□食べたら眠くなる
□寝ても疲れが取れない
□イライラしやすい
4つ以上当てはまる人は少し気をつけて。7つ以上だと要注意かなと。
まぁ、ほかの要素も絡んでくるので、あくまで参考程度に。
とはいえ、食べるもので疲れ具合が変わるのは確かです。
ワーママの疲れを助けてくれる食事法
忙しいワーママライフをパワフルに過ごすためには、栄養のある食事が絶対に必要です。体だけじゃなく心にも。
そこで、疲れやすいワーママにおすすめの食事法を5つ紹介しますね。
- 毎日野菜を多めに食べる
- 週3〜4日は魚を食べる
- 食物繊維を毎日食べる
- 体にいい油を摂る
- 鉄分を摂る
1つずつ解説していきますね。
毎日野菜を多めに食べる
毎日野菜をたくさん食べると疲れにくい体になります。
野菜にはいろんな抗酸化パワーをもつ栄養が豊富に含まれていて、わたしたちの体が元気に動けるようサポートしてくれるんですね。
野菜ってすごく種類が多いけど、何を食べればいいの?子供も食べれるものがいいな。
野菜って種類が多いんですけど、選び方のコツは色。以下で紹介する7色の野菜の中から、1日4色以上を選んで食べてみてください。
- 赤…トマト、スイカ
- 紫…なす、レッドキャベツ
- 黄…玉ねぎ、黄パプリカ
- 緑…ほうれん草、小松菜、キャベツ
- 橙…ニンジン、かぼちゃ
- 黒…じゃがいも、さつまいも、ゴボウ
- 白…長ねぎ、大根、ブロッコリースプラウト
手軽にに手に入って、料理のレパートリーも広そうな食材を挙げてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
親子でモリモリ野菜を食べましょう!
週3〜4日は魚を食べる
元気な体を作るためには魚をたくさん食べて欲しいです。
魚の脂は、細胞が傷ついておこる炎症を抑えてくれるので、疲れにくくなったり、肌もキレイになるんですね。
我が家では4日に1回、「魚の日」を決めてます。生協の冷凍サバ・アジ・鮭を活用してますよ。さばかなくていいから楽ちん。
もっと手軽にしたいなら、缶詰もおすすめかと。
「タンパク質」というと、ついついお肉が多くなってしまいますが、バランスよくたべるのが基本ですね。
食物繊維を毎日食べる
食物繊維は腸内環境を整えてくれ、わたしたちの肌や免疫にも大きく関係しています。
腸内環境については、順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんが有名。わたしも仕事柄、勉強させていただいてます。
ぜひ知っておいて欲しいのが、本書の中にも書いてある、腸内環境を整えるメリットの1つ「幸せホルモンが出て、毎日イキイキ過ごせる」ようになること。
便通がいまいちだと、なんだか1日気分がスッキリしないんですよね。モヤモヤするっていうか。
なので、毎日体も心も元気に過ごすために、ぜひ食物繊維を毎日摂ってみてください。
- 納豆 (※おすすめ)
- 長芋(※おすすめ)
- きのこ類
- 切り干し大根
- 昆布
体にいい油を摂る
普段なにげなく食べている油もわたしたちの体のコンディションに影響します。
体にいい油の代表としては、アマニ油・えごま油・オリーブオイルなどいろいろありますが、わたしのおすすめはココナッツオイル。
なぜかというと、ココナッツオイルを摂ると空腹感が抑えられ、「甘いものが欲しい!」という気持ちが弱まるからなんです。
疲れていると甘い物が欲しくなりませんか?
糖分は摂りすぎると、体の疲れ・だるさ・眠気をおこす原因になるんですね。
甘い物の代わりに、ブラックコーヒーにココナッツオイルを入れて飲んだり、うまく取り入れてみてください。
体にいいとは言っても、油なのでカロリーはあるよ。摂りすぎには注意!
鉄分を摂る
とくに女性が不足しやすい栄養素が鉄分。
女性は生理があるので、しっかり鉄分を摂る必要があります。鉄分が不足すると疲れやすくなるんですよ。
わたし自身2人目を出産後、頭がフワフワすることが多くなって、「なんかおかしいな?」と思っていたら鉄分不足でした。でも貧血じゃなかったんですよ。
けっきょく鉄分のサプリを飲み始めてしばらくしたら、なんともなくなりました。
というわけで、疲れやすいワーママには積極的に鉄分を摂ってほしいです。それに冷えてる人も多いですからね。
- 鶏レバー:クセが少ない。疲労回復効果のあるニラと摂るのがおすすめ。
- 卵:栄養価は最強!鉄分を含む小松菜と炒めて食べるのもおすすめ。
ワーママが疲れやすくなるNG食事
逆にあなたの体を疲れやすくしている食事も紹介しておきますね。
せっかくいいものを食べてても、悪いものも摂ってたらプラマイゼロです。
当てはまるものがあれば、ぜひそこから見直してみてください。食べ物が変われば、確実に疲れにくくなっていきますよ。
毎日の食事を変えてワーママ疲れを解消しよう!
ワーママが疲れる原因はたくさんあります。
でも今のあなたの体を作っているものは、毎日食べている物なんですね。
食事を変えることで、ワーママサバイバルを切り抜ける体作りをしていきましょう!
最後にまとめますね。
- 毎日野菜を多めに食べる
- 週3〜4日は魚を食べる
- 食物繊維を毎日食べる
- 体にいい油を摂る
- 鉄分を摂る
バランス良くが基本ですよ。
できるところから少しずつ変えていってみてくださいね。
長距離走のワーママライフ、楽しんでいきましょう!
では、また。