体の冷えをなんとかしたいんだけけど、生姜っていいのかな?
どうやって摂るのがおすすめ?
こんなお悩みにおこたえします。※健康な人が対象です
わたしはエステティシャン歴12年です。お客様の冷え改善もしてますよ。
多くの女性の悩みの1つ「体の冷え」。冷え改善には生姜がいいって聞きますよね。
そこで今回の記事「温活効果が上がる!体が冷えやすい人に生姜がおすすめな理由」を読むと、冷えと生姜の関係について理解できるので、これからの温活をもっと効果的にできるようになりますよ。
なぜならわたし自身、エステサロンのお客様に温活サポートとして生姜の使い方をおすすめして、「体が温まった!」というお声を頂いてきたからです。
記事前半では「体が冷えやすい人に生姜がよい理由」について、後半では「温活におすすめしたい生姜の摂り方」を紹介していくので、冷え改善をしたい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
体が冷えやすい人に生姜がよい理由
結論からいうと、「体を温めてくれるから」です。
「そんなことはわかってる!」って思いましたよね?
じゃあ、もう少し掘り下げていうと、「体の中から」温めてくれることです。
実は生姜といっても、「体の表面温める生姜」と「体の中を温める生姜」があるんですよ。
つまり効果的に冷え対策をするなら、どんな生姜でもいいってわけではなく、体の中を温める生姜を選んだほうがいいってことです。
では、冷えに効果がある生姜について説明していきますね。
冷えに効果的な生姜とは?
冷えに効果的な生姜は「加熱・乾燥した生姜」です。
えっ!生じゃダメなんですか??
生姜は加工すると温め成分が増えるんですよ。
生姜には冷えに効果的な2つの成分があって、その違いを簡単に説明しますね。
- ジンゲロール…生の生姜に多い。殺菌効果・免疫力up・体の表面を温める効果。
- ショウガオール…生の生姜に少ない。加熱や乾燥するとジンゲロールがショウガオールに変化。胃や腸を刺激して血行促進、体の奥から温める効果。
2つの成分を比較すると、体を芯から温めるショウガオールは生より加熱や乾燥したほうが10倍以上多くなるので、冷え改善するなら加工した生姜がおすすめってことですね。
温活におすすめしたい生姜の摂り方
温活効果を高める加熱・乾燥した生姜の摂り方を紹介しますね。
- 生の生姜を使う
- 生姜パウダーを使う
生の生姜を使う
生の生姜を使うなら、料理に使うのがおすすめです。
ショウガオールを増やすためには温度や加熱時間がポイントなので、こちらの記事【ショウガは加熱で効果UP「80℃ショウガ」のススメ(日経woman)】を参考にしてみてください。
とはいえ、「生の生姜を使うのはめんどうだな」という人には生姜パウダーがおすすめ。
生姜パウダーを使う
生姜パウダーは手軽に摂れるので便利。
飲み物に混ぜてもいいし、料理に入れてもいいし、使い勝手がいいんですよ。
わたしが勤めていたエステサロンではスタッフみんな仕事中に、粉薬を飲む感覚でを水で流しこんでました。※むせるので要注意
生姜パウダーは種類が多くての使い方は幅広いので、自分のライフスタイルに合わせて使ってみてくださいね。
ちなみに個人的におすすめの生姜パウダーを紹介しておきます。
辛味がめちゃくちゃ強いけど、「カッ〜!」っと体の中からポカポカに!お客様からもとても好評です。最初は少量からお試しあれ。
生姜を摂るときの注意点
体にいい生姜ですが、摂るときに気をつけておきたいことがあります。
食べすぎない
言わずもがなですが、体にいいものも食べすぎには注意。
生姜はたくさん摂ると胃や腸に負担をかけてしまうので、気持ち悪くなったり、下痢などを引き起こしたりの不調を引き起こすことがあります。
- 1日の目安量…生の場合 10g以内。パウダーの場合 3g以内。
- 生姜を摂るタイミング…1日の目安量を3〜4時間に1回小分けにして摂る。
貧血・水分不足の人
体を温めるショウガオールですが、貧血や体の水分が少ない人は注意が必要。
というのも、生姜の温め効果が作用する過程で血液や水分の循環が必要なので、この材料が足りないと逆に体にとって悪影響が出てしまうことがあるんですよ。
例えば、肌が荒れたり、体が異常にほてったり。わたしはちょっと胃が痛くなったことがあります。
でもエステサロンのお客様からは今まで聞いたことないので、念のため覚えておいてくださいね。
生姜を上手に摂って効果的に冷えを改善しよう!
生姜はうまく使えば冷え改善のサポートにおすすめな食材です。
ただ、正直なところ生姜だけで冷えを改善するのはムリなんですよね。
なぜなら、冷えはいろんな方向からの改善が必要なすごくやっかいなものだから。
そのうちの改善方法の1つが今回紹介した「生姜」なんです。
最後にポイントをおさらい。
- 冷え改善に、生姜は生より「加熱」「乾燥」または「加熱乾燥」したものを
- 生より生姜パウダーが使いやすい
- 1日の摂取量は生10gまで、パウダー3gまでで3〜4時間ごとに小分けに摂る
冷え改善は長期戦。
少しずつでもいいものをとり入れて、効率よく体を温めていきたいですね。
冷えが軽くなると、毎日をもっと快適に過ごせるようになりますよ。
一緒に頑張りましょう!
では、また。